眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

385日目「King Gnu『CEREMONY』フラゲ日」

全くもって暇である。作成した書類を先輩に確認してもらうつもりだったが、当の先輩は会議室に籠りっぱなしで、相談したくても相談できない。他にやることもないし、新規へ行くほどの元気もないし、暇である。こんな状況が続いていいはずがない。身体に無理をさせられるうちはハードな仕事をしておいたほうがいいと思うけれど、今の状況じゃどうせ一所懸命に動いたところで空回りしそうである。ならば私は一体どうしたらいいのだろうか。転職か。もうこのまま干乾びていくのをじっと待っているだけでいいのか。本当にそれでいいのか。ああ、なんで一人でこんなことをぐるぐると悩まなければいけないのだろうか。これは阿呆である。これはもう、阿呆の所業である。

 

 

問題を根本的に解決しようとせず、解決を先延ばし先延ばしにしようとしている現状は喜ばしくない。「とんがりさんとあたらしきもの」の問題は、年が明けて1週間以上が経ち、そろそろ仕事も通常運転しているというのに一向に解決の兆しは見えない。現状は私の抱えていた単純作業をあたらしきものに任せて、彼がそれを一日中やり続けている状況である。とんがりさんは一言も彼と話さないし、あたらしきものもとんがりさんが存在しないかのように振る舞っている。上司はあの日、どんなことを彼らに伝えたのだろうか。今日だってあたらしきものは単純作業を黙々とこなし、昼過ぎには上司と一緒に今まで彼には関係なかった客先へ挨拶に行ってしまった。そんなことをしていても、あたらしきものは成長しづらいだろうに。

 


なんなんだ、この状況は。まさにほぼ放置されているといったところだろう。私の今までの短い営業人生の中でも同じようなことがあったから、あたらしきものの今の苦しみは痛いほど分かる。しかしながら、私はあたらしきものの働き方の抜本的な解決に踏み切ることは出来ない。私だってまだまだ半人前、それどころか1/4人前くらいの成熟度なので、同じ課であろうと他人にどうこう言える立場にはない。なので、斜向かいであたらしきものが無表情でデスクに向かっている姿を見ていると、たまらなく悲しくなってくる。せっかく住み慣れた街を出てきて名古屋に来たというのに、なんでこんな仕打ちをうけなければならないのか。あたらしきものはきっと悔しいに違いない。こんな状況を生み出してしまったのは、私の会社の教育不足にある。無駄な研修ばかり新人の頃にさせておいて、マネージャが部下に教育する際に気を付けなければいけないことを学ばせるような研修を受けさせないのは、はっきり言って無謀に等しい。教育のできない中堅層だって、好きで教育が出来ないわけではない。どのように教えたら部下が理解してくれるのか、それくらいの想像力すらない中堅層にはちゃんとコーチング技術を学ばせてあげなければいけない。そうしないと、外れの上司に当たってしまった新人は「この会社はこの程度か」と見限って、さっさと会社を辞めてしまうことだろう。彼(あるいは彼女)を採用して、教育して、営業に配属させるために会社はどれほどのお金を費やしてきたのか。お金をかけて育てている新人を、想像力の欠如したパワハラ人間に潰されて一番困るのは、会社じゃないのかな。

 

 

 

定時になったらそそくさと退社して、寄り道しないでまっすぐ家に帰った。今日はKing Gnu「CEREMONY」のフラゲ日である。彼らの音楽は聴いたことはあるけれど、真正面からじっくりと向き合ったことはなかった。おそらく今回発売されるアルバムは神盤であるので、良い機会だしじっくり聴いてみよう。1曲目「開会式」でアルバムへの期待が徐々に高まってくる。2曲目「どろん」からぐっとKing Gnuの世界に引き込まれていった。井口の高音ボイスと常田の高音ボイスが絡み合っていくのが堪らなく気持ちいい。歌詞がとにかく強くて、こんな音楽を思春期に聴いていたらこのバンドの信者になっていただろう。あらゆるジャンルの音楽を包含しているにもかかわらずアルバムとしてまとまっているのも凄い。とにかくこのアルバムは最強なのである。1周目、あまりにも気持ちいいので布団の中でうとうとしながら聴いてたら、「飛行艇」あたりで寝落ちしてしまっていた。最高だよ。起きてから、それからもずっと「CEREMONY」を聴いていた。もうこのアルバムが2020年を代表するアルバムになることは間違いないし、これからこのアルバムが私の人生を支えていくことは自明の理だし、どんどんKing Gnu沼にはまっていくことを確信した。ずっと聴いていたい。ライブに行きたい。

 

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約1カ月ぶり、29回目のジムへ。出遅れてしまったためにいつも受けているヨガに間に合わず、20時台の「回復」を主眼に置いたヨガのレッスンを受ける。3ヶ月くらい前にやったときの記憶と比べてだいぶしんどい体の動きがあって、レッスンが終わったころにはへとへとになっていた。でも体と心がだいぶ軽くなっていて、1週間に1回でもいいからジムに行って体を動かさないといけないなと思わされた。とても清々しい気持ちだよ。

 

 

家に帰りついて、夕飯にちらし寿司を食べて、お風呂に入って、一段落してからもずっと「CEREMONY」を聴いている。もうちょっとこのアルバムの中毒性がやばい。CDを止めるタイミングが分からない。このままこの音楽が私の骨肉になるまで、ずっと聴いていたい。明日会社に行くとか意味不明だろ。この音楽を聴いて、ずっと気持ちよく生きていたいんだよ。