眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

383日目「人生は佳境を迎えました」

仕事、一日のスケジュールが自分で組み立てられないの、ストレスでしかない。重たい事務仕事をごりごりやっていたら、「新年の挨拶周りに行くぞ」と上司が仰られて、急いで事務仕事を済ませ、午前中に会社を出ました。今日は遠方のお客様の所へお邪魔するので、勿論社用車を使っての移動。会社から客先まで果てしなく遠い。隣に座っている上司は乗車早々にスマホを弄り倒し、落ち着いたかなと思って見てみたらぐーすかぴーすか寝てる。ずっと寝てる、賃金が発生しているのに寝てる。ただただ、寝てる。あたらしきものが今、苦しい状況に立たされているというのに、上司はその時寝ていた。そのことをこれからの人生で4、5回は思い出すに違いない。そしてすぐに忘れるだろう。

 

 

今日は快晴日和なので、とにかく運転していて前が光に包まれていて鬱陶しい。時折眼球に突き刺さらんばかりに太陽の光が輝いているものだから、少しだけでもどこかで休みたかった。でもぱつんぱつんなスケジュールを勝手に組んでくれたせいで、休憩なしにえんえんと運転し続ける。まっすぐな道をえんえんと走り続けていると頭がぼおっとしてきて、あと少しで夢の世界へ誘われる寸前まで来る怖いわ。そんな怖い怖い思いをしているというのに、隣の上司はずっと寝ている。時折頭がかくんとなるのが妙に生々しい。ああ、今日はなんて日だろう。

 

 

運転し続けて、やっと会社に戻ってこれたのが定時の少し前。水分を久しぶりに摂取するとどっと疲れが押し寄せてきてしまって、それは主に肩や腰や目の疲労なのだけれど、そんなことを構っていられないほどにまだ重たい事務仕事は続く。定時を過ぎても続く。終わる気配が一向に漂ってこない。1時間以上が過ぎ、ようやく終わりの目処がつき、ほんのすこしだけ休憩してから、一気に仕事を進める。ようやくそれらしい形になり、先輩に報告すると「これでいいの?」と唐突な問いを突き付けられる。まごまごして、資料を読み返して、自分の意見は間違っていなかったことを再確認してから先輩に報告すると、「そうだよそうだよ。それをすぐに言って欲しかったのに」とのこと。私を試したんですって。でもそのあとに、

 

「少しは成長したんじゃない」

 

という何気なく発せられた一言にぐっと来た。こんなにへたへたな私でも、去年の4月と比べたら少しは成長しているのかな。先輩にそんなことを言われてどぎまぎしてしまい、

 

「そんなことってあるんですかね。私にはまだよく分からないです」

 

お茶を濁す形で返してしまったけれど、あのときは嬉しそうに「そうですかね、ありがとうございます!!」と元気な姿で返すのが正解だったのかな。よく分からないや。でも身近な人、特に私の事をちゃんと見てくれている人に褒められるといい気になってしまうし、もっと仕事を頑張ろう、この人の助けになれるような仕事がしたい、と思えてくるから。出来ることなら些細なことでも私をもっと褒めてもらっても構いませんよ。まあ、先輩はそんなこと頻繁に言わない人だから期待はしていないけれど。たまに零してくるその一言で、私はまだこの会社に残ろうかな、と思えるのでした。

 

 

 

仕事が終わったのが20時過ぎ。そのまま家に帰るのも癪だし、どうももやもやした気持ちを晴らさなければどうにもならない気がしてきて、気付いたら栄に来てしまっていました。

 

 

仕事の鬱憤晴らし第一弾。CRYAMY「crybaby」「#3」を購入。ネット世界を徘徊していたらCRYAMYが「#2」(廃盤)の続きをこっそりリリースしてて、しかも1月にライブをするっていうことで、慌ててタワレコへ向かいました。1月のライブは3マンライブなので行こうかどうか迷っていますが、おそらく今回購入した音源は名作なこと間違いなしなので、土曜日にはライブチケットを購入していることでしょうな。

 

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仕事の鬱憤晴らし第二弾。目を惹くカバーに見惚れ、中身を見たら凝縮された文字の列。中身は実在しない書籍に対する架空の書評をただただ載せているってめっちゃ好物ですわ。

 

『完全な真空』は、1971年にポーランドの作家スタニスワフ・レムにより発表された、実在しない書籍に対する架空の書評集である。『完全な真空』はレムの作品集であると見なすことも可能であり、ある書評は読者に対してレムのSF小説の草稿を連想させ、宇宙論からコンピュータの普及などの科学的な話題に関する哲学的な思索の断片が読み取れる。その一方で、別の書評にはヌーヴォー・ロマンからポルノグラフィ、『ユリシーズ』、著者の無い本、ドストエフスキーにまで至る、あらゆる書籍に対する風刺とパロディが含まれている。

 

めっちゃいいわ。中身を少しだけ読んでみたけれど、冒頭から意味不明過ぎて最高。2020年、初めて購入する書籍がこんな面白そうな本だなんて幸先がめっちゃいい。作者のスタニスワフ・レムさんはあの有名な「ソラリス」を書いた人だなんて知らなかった。この本をじっくり読みこんでから、「ソラリス」を読もうかしら。

 

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家に帰りついて、お腹が空いていたので慌てて夕飯をお腹に詰め込んで、一息ついたので自室の布団でごろんとしていた。目蓋が異様に重い。そりゃあれだけ運転していたら疲れるわ。もう上司は何でずっと寝ているんだよな、賃金が発生しているというのに。いい御身分だこと。そのまま本を読むことも音楽を聴くこともままならず、ぼーっと虚空を眺めている。今日の出来事を反芻して、もう少しうまく出来たんじゃないか、と反省はする。後悔はしない。後悔は負の感情だけを生み出してしまうから。2時間ほどしたらようやくいつもの自分に戻ることが出来たので、明後日にライブが迫っているSIX LOUNGEを爆音で鳴らす。ただただ気持ちいい。この方々の演奏を明後日観れるのだ、と思うと気が滅入る明日も何とかやっていこう、と思えるよ。

 

 

そういえば2月の前半に東京旅行に行くことが決まりました。細かいスケジュールは決めていませんが、ディズニーに行きたいな、下町の商店街を歩きたいな、美味しいものを食べたいな、なんてことを計画しております。今回の旅行は家族で東京へ行く際にいつもお世話になっているTokyo Bookmark様を使わせて頂きました。連休でもない微妙な期間に予約したおかげで、どういった了見で決めたのだろう、と思われるくらいに安い金額で旅行が出来るようになりました。土曜日から少しずつ予定を組み立てていきます。ああ、旅行の予定を立てているときが旅行の時間の中で一番楽しいんだよな。

 

 

昨日は0時30分に寝てすごく眠たかったので、今日は日付けが変わる前に自室の電気を消すつもりです。でも今この文章を書いている23時15分、ようやく体が元気を取り戻していて、先ほどまで享受できていなかった文化を渇望してしまっているので、明日も寝不足スタートのような気がしています。