眠たげな猫の傍で

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世界の果てで眠っていたいな

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.8 〜オールシーズン年中無休でステイ・ウィズ・ユー篇〜」@新栄SPADE BOX(2019.11.24)感想

マカロニえんぴつ初ワンマン。フェスでは今年の5月、VIVA LA ROCKで観て「すごいバンドがいるんだな」と感銘を受けた。まさか年内に彼らのワンマンを観られるとは。

 

 

予習はしっかりとした。先日の韓国旅行ではマカロニえんぴつばかり聴いた。聴けば聴くほどマカロニのトリコになった。果たしてライブではどのような演奏を見せてくれるのか。

 

 

SPADE BOXという初めての箱に慣れず、ギリギリの時間に入場して最後尾へ着く。開演時間になり、マカロニえんぴつのメンバーが現れる。予想していたよりはそこまで大きくない歓声に、名古屋のファンは大人しいのかと思う。一曲目は「青春と一瞬」。この曲は最近のマカロニえんぴつのなかでも特に好きな曲で、「SEASON」のレコ発なので必ずやってくれるとは思っていたけれど、まさか一曲目に持ってくるとは。とにかく素晴らしい。あっという間に場内をマカロックで染め上げたところで、二曲目「トリコになれ」で場内の熱が一気に上がる。各々が思い思いのスタイルでライブを楽しんでいる姿が印象的である。そこまで煽ることなく、淡々と演奏を続けるマカロニえんぴつを眺めながら、これは最高のライブに来たのかもしれない、と期待が胸を膨らませる。続く三曲目でマカロニえんぴつのなかで一番大好きな「レモンパイ」を披露するもんで、終始ニヤニヤが止まらなかった。何度も何度も聴いてきたはずなんだけれど、ライブで改めて聴くと今までと全然違って聴こえてきて、そしてそれがとても心地よいものなのだから、いい気分になる。つい歌詞を口ずさんでしまう。重かった体が徐々に軽くなっていくのを感じる。ずっとこの時間が続けばいいのにな。

 

 

セトリは新旧織り交ぜたもので、時々聴き込んでいない曲が演奏される時、周りの人がガンガンに盛り上がっている時は「もっと聴いておけばよかった」と後悔したが、聴き込んでいなくてもすぐにその曲の世界観にのめり込んでしまうのは彼らの演奏が素晴らしいことはさることながら、曲の完成度が高い証拠であろう。曲の合間でハットリがいろいろと喋っていたけれど、記憶力が悪い私はその殆どを忘れてしまった。ただ、演奏された曲が素晴らしかったことだけが脳裏に焼き付いている。

 

 

今回のライブで、改めて「SEASON」というアルバムが私のマカロニえんぴつの出会いで良かったと思う。とにかく全ての曲が良いのだ。グッドミュージックを鳴らす、というマカロニえんぴつの哲学にしっかりと則った曲ばかりで、音源で聴いた時にも好きだったけれど、ライブで観てより好きになった。特に、「二人ぼっちの夜」がここまで化けるとは思っていなかった。そして本編最後に演奏された「ヤングアダルト」が最高だった。この曲でマカロニえんぴつを聴いていこうと思ったし、何度繰り返しても飽きることはなかったし、ライブでこの曲が演奏されている時はずっと鳥肌が立っていた。この曲に救われている人は多いことだと思う。私ももし中高生の頃にこの歌に出会っていたら、少なからず人生を変えられていたと思う。それほどに「ヤングアダルト」は良くて、これからも忘れることなくライブで演奏し続けてほしいと願う。

 

 

マカロニえんぴつの代表曲をたくさん演奏してくれて、とても満足した。「MUSIC」「ブルーベリー・ナイツ」「洗濯機と君とラヂオ」「Supernova」を今回のライブで聴けたのはよかった。でももっともっと、聴きたい曲は沢山あるので、これからもマカロニえんぴつのライブに通い続けると思う。まあ、ライブのチケットが取れるかどうかは分からないのだけれど。

 

 

フェスで彼らを観た時は周りが異様な熱気に包まれており、落ち着いて観ることが出来なかった。しかし今回は最後尾でゆったりと眺めることが出来、非常に満足のいくライブ体験になった。MCがまだまだ改善の余地があるかな、客の煽りももう少し向上できるだろう、と何点か課題はあるけれど、そんな些末なことはあまり気にならなくて、ただ「グッドミュージック」を鳴らし続けるマカロニえんぴつはカッコよかった。

 

 

また観たいな!!

 

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