眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

346日目「変わる」

今までの私は人見知りを拗らせたまま、大人になって、社会人になって、5年が経った。同じ課の人に簡単な報告一つさえも緊張して、緊張し過ぎて気持ち悪くなって、忘れたふりをした。でもそれを報告しないと先輩方は不安で、一体私はどれほど先輩方に不安を与えてきたのだろうか。それを考えると余計に委縮してしまうので、それはもう過ぎたことだと考えることに決めた。今はとにかく、報告、連絡、相談をすぐにすること。受け取ったボールはすぐに誰かに渡すこと。いつまでも自分のポケットに入れたままにしないこと。仕事は遊びじゃない。信用関係で成り立っている仕事という戦場で、私はこれまでにどれほどの信用を失ってきたのだろうか。今さらそれを取りかえそうだなんて傲慢な考えはありません。今はこれ以上の信用を失わないために、常に誠実に、スピードを意識した仕事を心がけます。今までの自分がどれほどサボってきたことか。冷静に、客観的に物事を見つめられるようになった今なら十二分にそれの愚かさを思い知っています。でもそのときの私にとっては報告するということがものすごく重いことで、他人からは「へっ、ただこれを言うだけなんでしょ。なんで言えないの?」と不思議に思われることでも、人見知りを拗らせてしまうとうまく身動きが取れなくなってしまうのです。今は後先のことをネガティブがちに考えることをさっと止めて、とりあえず行動することを心がけています。今日もたくさんの報告と連絡、相談をしました。どれも今までの私だったら熟成に熟成を重ねてしまって、しまいには腐ってしまうようなものだったんですけれど、昨日の上司の言葉と、テキパキと動いている後輩を見ていたらいてもたってもいられなくなりました。報告連絡相談をして普段より多くしてみた結果、物事は悪い方向には転ぶことなく、寧ろ新たな疑問点が生まれ、それを解決させることで仕事の仕上がりがより上質なものになっていくことを身をもって実感しました。それのどれほど心地よいことか。私は今までこんな気持ちの良いことを避けてきたのか。後手後手の強烈な第一印象は人生を破滅させるな。

 

 

 

「あああああ~~~」
「えっえっえっなにー」
「なんであんなこと言うんですか。せっかくみんなお祝いしようって集まってくれたのに」
「いやいやそれはあいつらが」
みんな自分が出来ることを一生懸命頑張っているじゃないですか。それのどこがいけないんですか~~
「お前酔うと泣き上戸になるな」
「お願いだから仲間を傷つけることはやめてください」

 「同期のサクラ」5話より

 

 

社長賞に選ばれた木島葵を祝うべく、同期が集まった場で木島が皆に辛辣な言葉を放つ。「ボランティアしてるんじゃなくて、営業の仕事に力を入れたり、ゴルフをすればいいのに」「ツイッターで会社を広告するくらいじゃなくて、もっと大々的にアピールする手段を考えるとか」それらは至極もっともな意見である。ただそれは歯に衣着せぬ言い方で、同期を傷つけてしまう。木島に愛想を抜かした同期は店を後にするが、サクラだけはいつもどおり、マイペースで「もう一杯飲んでから」ということで残る。そこでもまだ木島がうだうだと同期の批判をするから、慣れないお酒を飲んで酔っ払っているせいもあるのか、上記のようなやり取りをしてしまう。不覚にもぐっときてしまった。同期のサクラを観ていると、1話で数回グッとくるところがある。それは新人が上司にけちょんけちょんにやられている場面もあるけれど、サクラが同期の事を思って、まっすぐな態度で答えてくれている場面が多い。正直、こんなにもまっすぐに物事を主張できるような人間は周りにいないし、こんなにも仲間のことを思ってくれるような同期もいない。このドラマを観ていくうちに「自分にもサクラのような同期がいたら、息苦しい職場が少しは改善されるのかな」と思う。今の職場に仕事の愚痴を零せるような人は一人もいない。同期もいないので、サクラのような、まっすぐに向き合ってくれるような仲間が恋しくなる。私は一人でいろいろと抱え込んでしまっているんだろう。辛いことがあったら先輩なり後輩なりに打ち明ければ少しは楽になるし、打ち明けられた方も「そんなことを思っていたのか」となって、少しは距離が縮まってくれないかな、と思っている。そんなことが出来るほどの余裕は今は持ち合わせていないので、毎週「同期のサクラ」を観て、元気を貰っています。

 

 

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 「なんでみんなさ、大事なものとか、譲れないものとか、目指すものとか、その、ちゃんと見つけられるの?好きな人とか。そりゃさ、入れ込めるものが見つけられないのって本当は一番きっついよ。でもさ、生きてかなきゃなんないじゃん」
「かっこわる」
「は?」
「あのね、みんなそんなの思ってても口に出さずに淡々と生きてますよ。分かってますよ、大抵の人はそんなこと。入れ込めるものなんて見つからないって。良いんですよ別にそれで」
「何、もう酔った?」
「仕事が見つからなきゃ就活すればいいし、好きな人が見つからなきゃ婚活でもマッチングアプリでも何でもすりゃいいんですよ。それで適当に見つけるんですよ、妥当なとこを。そんなもんですよ」
「そんなもんですか?」

「G線上のあなたと私」第4話より

 

波留がとにかくかわいい。入れ込めるようなものが見つからない、そんなんでいいのか。そんな現状を憂え、8つも年下の大学生に理詰めされて、あたふたとし、ときに凛と構えるその姿はもはや芸術品の域。このドラマでの波留はとにかく表情が豊かで、観ててとても癒される心が動かされる。彼女をドラマでしっかりと観るのは「G線上のあなたと私」が初めてなんですけれど、こんなにも演技がうまいんですね。何の違和感もなく、するすると観おわってしまいました。3話までは「ちょっとだるいな~」と思うぶぶんもありましたが、これから面白くなっていきそうな予感がしているので、来週が楽しみで楽しみでしょうがない。

 

 

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私の不安定な心を支えているのは、「同期のサクラ」と「G線上のあなたと私」、そして「俺の話は長い」です。「スカーレット」は2週間分観終えてから全然手に付けられていないのです。そろそろ観ないといけないんですけれどね。

 

 

 

MONOEYES「Interstate 46 E.P.」を借りる。今日はドラマ2本と「水曜日のダウンタウン」(モンスターアイドルが始まった!ハウスよりかは跳ねなさそうだけれど)を観終え、クロマニヨンズの「PUNCH」に浸っていたので、聴く時間がありませんでした。日曜日あたりにじっくりと聴いて、12月のライブに備えます。

 

 

今日もあっという間に1日が終わってしまった。今日は初めてのアポイントを取っての新規のお客様と会いました。客先に向かう途中、頭はぼーっとして身体中ががっくがくに震えていました。「粗相をしてしまったらどうしよう」そんな心配は杞憂に終わり、こんなことならもっと前からどんどんと行けば良かったな、先輩方からの信用を失う前に行っておけば良かったな、と後悔しました。でもそんな後悔は数秒もあれば事足りる。今大事なのはこれからどうしていくか。毎日、最低でも2つは新規のお客様に会いにいくようにします。そうしないとあまりにも暇なので。愚痴ではないんですけれど、先輩、たくさんの仕事を持っているのだったら少しくらいは私に分けてくれませんか。そりゃ仕事の背景や仕事の進め方などを一から教えるくらいだったら自分でやってしまった方が早いのかもしれませんけれど、後輩を育てると思って少しは仕事を分けてくれませんか?ねえ、お願いです。どちらかというと新規のお客さんに行くよりも、既存のお客さんから頂いているお仕事を一つ一つ解決していくほうが自分の身になるような気がするんですけれど、そのあたりのことは先輩、どこまでお考えですか?

 

 

それにしても私の所属している課の人は優しい人が多いことを実感した一日でもありました。ドラマやネットでのエピソードは多少誇張されているぶぶんもあるかもしれないですけれど、それでも現実世界での仕事というのはシビアなぶぶんがたくさんあると思うんですよ。私は今まで些細なミスや大きなミスなど、たくさんの失態を犯してきたんです。ど叱られてもなんの文句も言えないくらいのミスを犯してきました。そんなときでも先輩方は怒ることはせず、「どうしてそのようなミスが起こったのか。次起こらないようにするためにどのような努力をすればいいのか」ということを考えさせてくれんです。私が成長していくのをじっと見守っていてくれるのです。大きな声で叱られるのがとてつもなく苦手な私にとっては本当に恵まれた環境だと思います。いつなんどき、激しい場所に異動させられるのかは分からないので、一刻も早く一人前にならないと。でも焦りは禁物なので、自分のペースで行こうと思います。明日も仕事だけれど、今日の夜はそこまで苦しくないのがすっごく嬉しくてついつい夜更かしをしてしまいそう。

 

 

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MONOEYES「Interstate 46 E.P.」