眠たげな猫の傍で

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世界の果てで眠っていたいな

climbgrow「THIS IS tour」@名古屋 APOLLO BASE(2019.10.30)感想

climbgrowもTHE PINBALLSもircleも、初めてライブを観る。この3バンドの中で私が一番惹かれたのがclimbgrowで、つい最近聴いた「THIS IS」がむっちゃかっこよかったので、慌てて他の音源も聴いて、完全に惚れた。完璧に予習できなかったのが残念である。THE PINBALLSもircleも存在は知っていたが、音源は殆ど聴いていなかった。今回、折角の機会なので聴いてみたらなかなかに良かった。どんなライブを観せてくれるのか、楽しみで仕方がない。

 

 

ircle

 

心に刺さらない。楽しそうに歌っているのに、音は激し目なのに、全く持って刺さるものがない。周りを眺めてみてもそこまで盛り上がっている様子はなくて、ただファンの熱量が弱いだけなのか、そもそもファンが少ないのか、どちらか分からなかった。たぶんもうライブをすすんで観ることはないだろう。

 

 

THE PINBALLS

 

メンバー登場から「おっ」と期待値が上がり、いざライブが始まると完全に惹き込まれました。これぞロック。先ほどのircleのライブが退屈だっただけに、THE PINBALLSの音を体がよく吸収すること。一点突破の力強さのなかに艶やかさも相まって、曲なんて殆ど知らないのに一回聴いただけで一気に好きになった。主催者のclimbgrowよりも多く曲を演奏し、大満足のライブ。近々ライブをやるそうですけれど、行きますよ。なんならそろそろ発売されるシングルの初回限定版を買おうと思っています。久々に良いものを観させてもらいました。

 

 

<セットリスト>

01.片目のウィリー
02.ママに捧ぐ
03.欠ける月ワンダーランド
04.劇場支配人のテーマ
05.CRACK
06.あなたが眠る惑星
07.WIZARD
08.アダムの肋骨
09.carnival come
10.七転八倒のブルース
11.蝙蝠と聖レオンハルト

 

 

climbgrow

 

音源ではむっちゃかっこよかったのだけれど、さてライブはどうか。メンバーが現れ、一曲目の「極彩色の夜へ」で一気に昇天しましたありがとうございました。ボーカルの巻きに巻いた巻き舌仕込みの嗄れ声と盤石の演奏、そして突き刺さる歌詞。ボーカルの存在感が強くて、彼が歌っている姿をずっと眺めていた。凄まじい、歴史を変えてしまうロックバンドを観ると身体中の血流が物凄く早くなり、自分が無敵になった気分になる。間違いなく彼らの音楽は本物だし、一切の嘘偽りのないものである。なんでもっと早く彼らの存在を発見することが出来なかったんだ、と言う後悔と、でもメジャーデビュー前にライブを観ることが出来た、こんなにもかっこいいライブを間近で観ることが出来た幸せで心はもうぐっちゃぐちゃ。climbgrowの予習はあまり出来ていなくて、それでも聴きたいなと思っている曲が何曲かあって。それらを聴くことが出来てとても幸せな気持ちになるとともに、名古屋でライブをやってくれるときは必ず、何があろうと必ず行ってやろうと決心した。MCも無駄にテンションを上げるものではなく、適切な温度感と距離感で安心して観ていられた。ボーカルがギターを「ちゃらちゃららーん」と鳴らしながら、まっすぐなことを話しているのはとても好感が持てた。あと、ライブ中に鬱陶しく煽ってくるバンドがとてつもなく嫌いなんですけれど、climbgrowのそれは本当にいい塩梅で、気づいたら拳を振り上げていました。とにかく曲が素晴らしいのと、ボーカルの声が圧倒的存在感で、40分くらいしかなかった持ち時間でのライブを観て、私はとても感動してしまった。こんな素晴らしいバンドに出会えたことに本当に感謝しているよ。ああ、明日からも明後日もclimbgrowの音楽にどっぷひと浸かりたい。そして来年の1月に発売されるインディーズベストアルバムを聴いて、インディーズ最後のライブを是非名古屋で観たいなと思った。今日感じた興奮をこれからの人生でも、何回でも何回でも味わいたいから。

 

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