眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

涙を流そう。もっともっと。

いっぱい楽しい思いをしているはずなのに、どうしてかな、嫌なことが一つでも心にこびりついていると、そればかりが気になってしょうがない。ゴルフの打ちっぱなしに先輩と行って、ドライバーの調子が良くて、先輩とたくさんお話が出来て、おいしいラーメンを食べて、幸せで包まれているのに、家に帰ってふと我に返ると仕事の事がずどんとのしかかってきて情緒が、もう。せめてまだ明日も休みなんだから、土曜日の夜は楽しく過ごしたい。そう思っても、体が仕事を考えるモードに入ってしまって、どうにもならないんだよなもう。今仕事の事を考えたってどうにもならないことは分かっている。休日にしっかりと体を休めて、で、仕事の日にそこそこ力を発揮できるようにするのが大事だって知っているよ。でも無意識のうちに、反射的に、会社での、それも嫌だったことを反芻して暗い気持ちになってんじゃねえよ。自分一人だけの人生じゃない。多少気持ち悪い考えかもしれないけれど、いずれ出会う大切な人のために、そしていずれ生まれてくる大切な子供のために、自分を大切にしたい。自分が好きでいられるような自分でいたいんだよな。

 

 

「さっきから偉そうに人の批判ばっかしてっろも、結局あんたはここは自分の場所じゃねえとか言って現実から逃げているだけじゃねえねっけ」
「ちょっと何言ってんの」
「言っとくろも今のあんたらったらどこ行ったって今の繰り返しだすれっけ。結婚したっていい奥さんの振りしながら、やっぱここも自分の居場所じゃねえとかぐちぐち言いだすに決まってんだわんね」
「いい加減なこと言わないでよ。しかも方言だし」
「じいちゃんが言ってたろも。種を蒔かねば一生花なんて咲かねえんだれ。あんたみたいに幸せの種も蒔かねえで花咲かそうたって無理に決まってんねっけ。仕事の事だったそうらよ。女らっけ責任ある仕事を任せてもらえねえとか言ってっるも、あんたがその努力をしてねえだけらねんけ。辛いんだったらあんたがこの会社で女性が働きやすい環境を作ればいいんねっけ。もう無理して笑うのやめれ。そのまんまのあんたでいたらいいらん。もし誰にも言えねえような毒吐きたくなったら、全部あたしが聞いてやるからっよ。あんたそのままだとどんどんブスになるだけだからね」

「同期のサクラ」第3話より

 

 

私は毎週、このドラマに救われている。べたな話だと思う。でも、何事にも全力でぶつかるサクラを見ていると、自分もどうにか仕事を好きになれねえかな、もっと全力で嫌なことと向き合えねえかな、と思えてくる。そしてぶつかった末で苦しいことがあったらサクラみたいな人間に毒を零したい。全部丸ごと聴いてほしい。私の恨みつらみ聴いてほしい。それに対して相手がどのようなことを言ってくるかは分からないけれど、本気で考えて話してくれた言葉なら受け入れられる自信がある。私にはそんな悩みを打ち明けられるような存在がいないんだって気づいた。第3話のこのシーンは何回も繰り返し見てしまったし、何度見てもサクラの「もう無理して笑うのやめれ。そのまんまのあんたでいたらいいらん。もし誰にも言えねえような毒吐きたくなったら、全部あたしが聞いてやるからっよ。」という言葉を聴くと今まで一人で抱えてきた重しがすっと無くなって、ぐっと心が緩んでしまう。こんなにも真正面からぶつかってくれるサクラが愛おしい。全力で「同期のサクラ」を最後まで見る所存です。今期にこのドラマがあって救われたよ。

 

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climbgrowというロックバンドがいるのは結構前から知っていた。でも彼らの曲を聴くまでの興味関心はなく今日まで生きてきた。「そういえば今度の水曜日に名古屋でライブをするんだっけ」と思い出して、Spotifyでclimbgrowを聴いた。ぶち抜かれた、頭を。ごりっごりの魅惑的な声にど直球のサウンド、歌詞はひたすらまっすぐ。惚れた。秒で惚れた。初めて聴いたのが最新曲の「THIS IS」で本当によかった。このタイミングでこんなにも興味を持ったのも何かの縁なのかもしれない。まだチケットがあるかは分からないけれど、たぶん水曜日には彼らのライブに行くよ。生の演奏を聴いて、体中をぶち抜かれて、新しい世界へ飛び込んでいくよ。こういう音楽を待っていたんだ。

 

 

THIS IS

THIS IS

  • climbgrow
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

昨日は明日が来るのが嫌で嫌でしょうがなくて。それは明日が来たらその日の明日が終わったら仕事がやってくるからっていう、超消極的な考えなのだけれど。そんなことを考えてしまうほどに私はものすごく弱気になっているんだよね。で、何をして夜更かしをしていたのかというと、何をしていたんだっけ?それほどまでに無意識のうちに何かをしている私は今、全自動で現実を生きている。何を言っているのか自分でもよく分からないけれど、明日が来てもどうせまた絶望してしまうのならば、明日なんて来ないように自分から現実に働きかけてやればいいんじゃねえの?とか考えてしまうほどに馬鹿になってしまったよ。土曜日の朝は借りていた本を返してきて、同じ数の本をまた借りてきてしまった。一体いつ読むんだい、買ってきた本を。読みたい本も聴きたい音楽も、見たいドラマもアニメも映画もいっぱいいっぱいいっぱいありすぎて。人生が短けえんだよなと思う。Twitterをだらだら眺める時間を減らすのだ。

 

 

明日も自分を多少なりともすり減らしながら生きていくよ。