眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

SUMMER SONIC 2019 Day1 感想

ようやく私はここに来ました。ライブに行くようになってから、SUMMER SONICに行こうと思ったのは何度もあった。でも時期がお盆の真っ最中であったり、ラインナップが微妙...ということもあったりして、今まで一度も行ってませんでした。運営の対応が酷い、という噂もちょくちょく聞いていたので、なかなか重い腰は上がりませんでした。でも今年は今年こそは行こう、なんとしてでも行こうと思いました。B'zが観れる、というのもあるんですけれど。THE 1975のライブが生で観れる。それだけで今回の参加を決めました。

 

 

当日は7時に眠たい体を無理やり起こして、電車を乗り継いで乗り継いで、会場には9時頃に着きました。さっそくチケットをリストバンドに交換してもらって、いざ会場へ。まだライブが始まっておらず、グッズが欲しかったので入り口付近のグッズ売り場に並びました。これがすごく並びました。まだ朝早いのに1時間近くも待たされた挙句、殆どのTシャツの欲しかったサイズは全部売り切れ。運営さん、これはちょっと酷くありませんか?この時間でこんな状況なら不平不満を漏らす人が例年多そうな気がするんですけれど。その辺の改善はなされていないのだろうか。早々にもやっとしてしまいました。

 

 

グッズで1時間近く並んだせいで、オープニングアクトの秋山黄色は観られず。11時からのクリープハイプから私のサマソニは始まりました。

 

 

クリープハイプ

 

ただただかっこよかった。サマソニという海外アーティストのライブがメインのフェスなのに、きちんと爪痕を残せていたと思います。「どうせ俺たちなんかロキノンアーティストだから。散って散って散りまくります」云々のMCからの一曲目「栞」は新鮮。普段は本編ラストに持ってくることが多い曲なだけに、一曲目に持ってくるのはどうなんだ?と思いましたが、ライブを振り返ってみるとなかなか良い采配だったと思います。そこから「鬼」で一気にまくし立てると、最近の定番曲「おばけでいいからはやくきて」で一息つく。「千葉でバイトしてて。その時には千葉で一番大きいロックフェスに出ることなんて」云々のMCからの「バイトバイトバイト」は嬉しかった。そこからしっとりと「5%」を鳴らし(フェスでこの曲よくやるよな。あまり好きじゃないんだけれど)、夏の曲「ラブホテル」、最新シングル「イト」というべたべたなセトリからの「HE IS MINE」という超べたべたな終わり方。最高です。演奏が安定しているから安心して観れる。次はワンマンの長さのライブを見たい。

 

 

01.栞

02.鬼

03.おばけでいいからはやくきて

04.バイトバイトバイト

05.5%

06.ラブホテル

07.イト

08.HE IS MINE

 

 

Alec Benjamin

 

若き才能の塊。目を瞑ると女性が歌っているのかしら、と思うほどにしなやかな歌声で、でも出すときはしっかりと声を出す緩急のつけ方のうまさ。終始ニヤニヤしながら観てました。今回のライブが初来日ということで、大変貴重なものを観させていただきました。また機会があれば、是非。

 

 

Sam Fender

 

こちらも若き才能の塊。先程のアレック君とは違い、ロックバンドの演奏を従えて雄弁に歌っている姿は圧巻。今観ておきたいアーティストの一人。堪能させていただきました。

 

 

Pale Waves

 

今日の彼女の演奏を観て、「何で今年の単独来日公演行かなかったんだろう」と悔やまれるほど素晴らしい、艶めかしいパフォーマンスでした。終始、ぐねんぐねんと体を波打たせながら可愛らしい声でしっかりと歌い上げるものだから、もうぼけーっと突っ立って眺めてました。良い、凄く良いよ。サマソニに来て良かった。Pale Wavesを観れて良かった。

 

01.Eighteen
02.Television Romance
03.The Tide
04.Red
05.My Obsession
06.Kiss
07.Drive
08.Came In Close
09.Noises
10.One More Time
11.There's a Honey

 

 

 Weezer

 

先日箱でワンマンを観たから別に良いかな、と思っていたんですけれど、次のTHE 1975で入場規制がかかったら本当に嫌なので、消極的な理由からWeezerを観ました。一曲目から懐メロの連発で、意外にもこの間のライブよりも近く観れたのはよかったです。そしてまた親父ギャグを言って場を和ませたり、盤石の演奏で満足。最新アルバムからもどんどんやってよかったのに、日本だからこのセットリストだったのだろうか。ご馳走様でした。

 

 

 

01.Buddy Holly

02.MyName Is Jonas

03.Perfect Situation

04.SurfWax America

05 Africa

06.Hash Pipe

07.Undone – The Sweater Song

08.Take On Me

09.Island In The Sun

10.Beverly Hills

11.Pork And Beans

12.Say It Ain’t So 

 

 

THE 1975

 

神。音楽というか概念をまざまざと見せつけられました。演奏良し、演出良し、バックダンサー良し、周りの盛り上がり良し、マシューの存在が神。神でした。 THE 1975のライブは映像で見たことがあり、「演出すごいなー」くらいの感想しか持たなかったんですけれど、いざ生で観てみると圧がものすごく押し迫ってきて、幻想じみていて、「一体私はこんな炎天下の中、夢でも見ているのだろうか」という気分になりました。THE 1975のライブは生で観ないと良さが伝わってこない。何あれ、1時間弱のライブ中ずーっとぼーっとしてた。感動してた。これが海外で勢いのあるバンドの凄みなんだ、とひしひし思い知らされました。あんなライブを観させられたら、もう一生ついていきますってなっちゃうわな。今までTHE 1975に対しては、「まあまあカッコいい音楽を鳴らすバンド」という認識でしたが、あのライブを観た後は、「次ワンマンライブあったら絶対絶対絶対に行く。韓国でのワンマンライブのチケット取れば良かった。有給使ってお金をたくさん使ってでもあのライブは観るべき。これからは歌詞もしっかりと読み込んで、毎日聴きたい。歌詞をそらで歌えるようにしたい。THE 1975の音楽を自分の骨肉にしたい」という若干狂騒じみた心境でいます。演出がとにかく凄くて、曲ごとにバックスクリーンに映される映像は違っていたんですけれど、そのどれもがセンセーショナルで今でもまざまざと思い出せるくらい。バックダンサーの黒人2人の踊りも曲に合わせてぐわんぐわんしてて、メンバーが演奏している姿をじっくりと観たいのにそっちに意識が持っていかれてしまう。そして一番凄かったのがボーカルであるマシューのパフォーマンス。どこからが演技でどこからが本気なのか分からないくらいはっちゃけていて、脆くて、観てて呆然としてしまいました。曲の曲の合間に吟醸をぐびりと飲んだり、気づいたら煙草を吸いながら歌っていたり、心身的にやばかったのだろうか、危うげな行動を繰り返していたり。そんな危うげなマシューをしっかりと支えるメンバーの安定した演奏は格別でした。全曲シンガロング必至の曲ばかりで、実際に周りでは歌っている人も多かったです。セットリストは最近のフェスと同じ仕様だったので予習は完璧だったんですけれど、生で観てしまうと「イヤホンで聴いていた音源とは...」という気分になり、より一層大好きなアーティストのライブには行かなくちゃいけないな、とか思ったりしてました。3rd Album中心のセットリストで、随所に2nd「She's American」や1st「Chocolate」「Sex」が挟み込まれていたのですが、なんの違和感もなかったのが嬉しかったです。「I Always Wanna Die (Sometimes)」で全力で「おれは〜ときどき〜しにてえーーー」というフレーズを何回も何回も歌ったのは痛快でした。それと「Sex」の演出で、曲の終わりくらいに「Rock & Roll」「Is」「Dead」「God Bless」「THE 1975」と映されたのは痛快でした。あれを観た瞬間にワールドクラス、それも頂点にいるバンドのライブを観ているんだ、という思いにクラクラしてしまいました。最後に「The Sound」でシンガロングしながらファッキンジャンプしたのは一生の思い出。THE 1975、一生ついていきます。どうかどうかどうか、来年あたりに単独来日公演をお願いします。ぜっっったいにいくんで。それまで仕事をへいこらして銭を稼いでおくんで。まずは来年発売される4th Albumが楽しみ。B'zには申し訳ないけれど、間違いなく今日のベストアクトでした。私が今まで観てきたライブの中でも5本の指に入るくらい最っ高のライブだったことをお伝えしておきます。今日、肉眼でしっかりと観える位置でTHE 1975を観たことは私の大切な宝物です。ありがとう!!!!!

 

01.Give Yourself A Try

02.TOOTIMETOOTIMETOOTIME

03.She's American

04.Sincerity Is Scary

05.It's Not Living (If It's Not With You)

06.I Like America & America Likes Me

07.Somebody Else

08.I Always Wanna Die (Sometimes)

09.Love It If We Made It

10.Chocolate

11.Sex

12.The Sound

 

 

B'z

 

THE 1975が終わると後ろからどどどどどと人の群れが押し寄せてきて、のんびりと後ろで眺めようと思っていた私は泣く泣く窮屈な前方に閉じ込められました。それからの待ち時間、まさに地獄。体を一切動かせない状況で、じりじりと後ろから圧がかかってくるこの状況はまさに地獄以外の何物でもない。そんな辛い時間を耐え抜いて、遂にB'zが現れました。めっちゃちけえ!視力の悪い私でも肉眼でしっかりと、ええと、15mくらいの距離だろうか、そんな近くで稲葉さんと松本さんがいる。テレビで観てきた人だ!そんな興奮の最中から繰り出された一曲目はまさかの「RED」。アルバムに収録されていなかったから一回も聴いたことがなかったんだよな、悔しい。それでも一聴してその曲のかっこよさに惚れ惚れして、「これから凄まじいライブが始まる......!」という予感でワクワクが止まりませんでした。20周年という記念すべき年の日本人初のヘッドライナー、もう名曲連発のライブになることだろう。その期待は無様にも裏切られ、最新アルバム「NEW LOVE」ツアーからのセトリ流用でした。あああああ、手を抜いたのか。ただ、昔ばかりを懐かしんでいた私に対する仕打ちか。最近のシングルを聴いておいてよかった。「マジェスティック」「デウス」を聴いているときは真顔でした。でも生で「ultra soul」と「イチブトゼンブ」を聴けたのは今年の夏の忘れられない思い出です。そして最後に演奏した「さまよえる蒼い弾丸」で無事に私のSummer Sonicは終わりました。

 

 

01.RED

02.声明

03.WOLF

04.トワニワカク

05.有頂天

06.ultra soul

07.マジェスティック

08.裸足の女神

09.イチブトゼンブ

10.Still Alive

11.デウス

12.兵、走る

13.juice

14.さまよえる蒼い弾丸

 

 

B'zのライブが終わったあとも、体力が殆ど残っていなかったのでその場から動くことが出来ませんでした。30分くらいしてようやく立ち上がれたものの、退場規制で外に出ることは出来ず、ぼーっと座っていました。「ああ、私の夏が終わってしまった」あっという間の1日でした。そして最高の1日でした。たくさんの素晴らしいアーティストの素晴らしいライブを観れてほくほくしているんですけれど、一番はやっぱりTHE 1975です。あまりにも驚愕的なライブを観せつけられて、当分はTHE 1975の音楽を聴き続けそうです。聴き狂いそうです。3rdがむちゃくちゃよかったので、4thもめっちゃ期待してしまう。来年まで待てないよ。

 

 

深夜のライブは断念しました。一生に一度はMGMTを観ておきたかったんですけれど、体はガクガクしており、そんな余裕はありませんでした。明日もライブがあることですし。兎にも角にも、最高の1日でした。来年はオリンピックの関係で開催されないので、次回は再来年。どんなアーティストが出演してくれるのだろうか。とても楽しみで仕方がありません。

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