眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

Hump Back「僕らの夢や足は止まらないツアー」@Zepp Nagoya(2019.9.13)感想

久しぶりにガールズバンドのライブを観る。ガールズバンド(という表現は好きではないが)に対してあまり興味が湧かないのだけれど、Hump Backだけはどうにも気になってしょうがなかったのだ。チャットモンチーに始まり、SHISHAMOyonigeと来て、Hump Back。期待しかない。

 

 

始まってみるとあっという間に終わった。終始、ボーカルの歌声が響いていた。最初から最後まで、声を嗄らすことなく歌い続けていた。MCは若い女の子だな、と思える微笑ましい内容。「コジレタ」の前のMCはこれからも何回も何十回も繰り返し言うのかな。逆にそんなことを言い続けていると呪縛から解き放たれないのでは。喧嘩別れの歌だな、とは思っていたけれど、作詞者の生の声を聞いてからのそれは迫真的で、それはその人の原体験を聞いてしまったから。正直、前知識や背景などは頭に入れないで、曲の良さだけで音楽を楽しみたいから、MCで曲の解説をだらだらされるのは正直鬱陶しい。そういうのはインタビューだけで吐き出しておいてくれ。あとまだまだ若いからなのか、「頑張っていこうな」的な趣旨のMCを何回も繰り返されるのには辟易した。高校生のころだったら「頑張ろうかな」なんて純粋な気持ちで思えたかもしれないけれど、「うるせえよ。頑張るか頑張らないかはこっちで判断するから、いちいち指示しないでくれよ」と余計なことを考えて、少ししょうもない気持ちになった。歌はかっこいいし、演奏も素晴らしいから、MCで失点して欲しくなかったんだ。だらだらと、「さっきも同じようなこと言ってなかったっけ?」と思えるようなMCを繰り返すのは、最近のバンドだとマイヘアに似てるな、と思った。彼らはすごく早口でわけわからんこと言ってるから、まだハンプの方がマシなのか。ありきたりなことをだらだら喋るくらいなら、曲を一曲でも増やしてくれた方がありがたいのにな。曲は素晴らしいから、そこだけが残念に思えました。

 

 

一曲目に「星丘公園」でぐっとライブに引き込まれたし、ラスト一曲前の「拝啓、少年よ」で今日のライブに来てよかったと思える素晴らしい演奏でした。アンコール二曲目の「VANS」っていう曲は聴いたことなかったけれど、最後にふさわしいようなクオリティの作品で、シングルも近々買わないと、と思った。ライブ終わりに改めて彼女らの音楽を聴いたら、前よりも歌の位置が近づいており、もっともっと聴いていたくなった。これからもスクスクと成長していって、素晴らしい曲をたくさん作って、たくさんライブをやって、かっこいいロックバンドになるのを楽しみにしてます。次回は来年のホールで会いましょう。

 

 

<セットリスト>

01.星丘公園
02.高速道路にて
03.ヒーロー
04.オレンジ
05.MY LIFE
06.サンデーモーニング
07.ボーイズ・ドント・クライ
08.Adm
09.コジレタ
10.ナイトシアター
11.悲しみのそばに
12.生きて行く
13.短編小説
14.クジラ
15.僕らは今日も車の中
16.いつか
17.月まで
18.LILLY
19.恋をしよう
20.拝啓、少年よ
21.今日が終わってく
EN
22.ゆれる
23.VANS

 

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