眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION @名古屋CLUB QUATTRO(2019.6.19)感想

3年前の12月ぶり、2年半ぶりのZAZEN BOYSのワンマン。

 

 

MATSURI STUDIOから来ました、ZAZEN BOYSです」

 

どんどんどんどん。

どご。

とんとんとんとんとんとんとんととととん。

ぼご。ばきーーーーん。

どん。

どん。

どん。

どん。どん。どん。どん。

どん。

 

「暗黒屋台のオヤジ 毒饅頭でボロもうけ」

 

 

 

いやはや、快感快感。乱れ打ちの、一見いみがないようでよおおく聴いていると意味がるような気がしてくる、けれど冷静になってみるとやっぱりいみないわ、と思えてくるけれどそんなの別にどうでもいい。意味があろうがなかろうがそんなことはどうでもいい。ただ気持ちよければいいのだ。ほぼ休みなしで繰り広げられる音の宴。今回のライブも予習は一切してこなかったが、音源を知らないが故に楽しめる音の髄の髄。しゃぶり尽して自分の骨肉にしてやろうという気概。曲と曲の合間で挟まれる、向井のMCとは言えない、寧ろ「発音している」という形容が正しいそれはうまく挟まって、スムーズにライブが進行していく。こんな化け物みたいな曲の数々を平気の平左で演奏してのける4人の実力にとぐろを巻き続ける。なんでもないねえ、といった風情でギターをちょろんちょろんと弾いている様を、それこそ中学生の多感な時期に生で観てしまったら、バンドを死ぬほどやりたい気持ちになったんだろうな。よかった、感受性が鈍った大人になってから彼らを発見して。抜け目のないセトリ。新曲が恐ろしくかっこいい。特に「黄泉の国」。アンコールでも聴けてすっかりお気に入り。早く新譜を出してくれないか。「遊び足りない......遊び足りない......」と連呼する「Asobi」でむくむくと私の欲望が起き上がった。そうだ、遊び足りないのだ。日々は仕事に汚染されていって、会社から帰ったら何もする気が起きなくて、次の日の仕事をぷるぷる震えながら待っている。休日は昼まで寝ちまって、思考が出来るようになるとまた仕事の事を考えてぷるぷる震えちまって。一週間のうちで遊んでいる時間は果たして、今の自分にあるのだろうか?「遊び足りない......遊び足りない......」と心が叫んでいた。大学生の頃に遊びつくして、社会人になったら目一杯働くぞ!と決心したあの朝は今では昔で、遊びたいな、隙間時間でもいいから遊ばせてくれ!それは自分でするんだよ。ライブを体感している間、普段は考えないことが体中を駆け巡って、その思考をにやにやと弄びながらZAZEN BOYSの演奏に耳と目を集中させている時間は紛れもなく遊びの時間でしたありがとうございました。うわわわわああああ、ZAZEN BOYSのライブが終わっちまったよ。明日会社なんて行かないで、家に籠って今日のライブの余韻にずーーーっとずっと浸っていたい。もう最高。快感を突き抜ける瞬間が何度もあって、ちょっとやばかった。ちょっとじゃない、けっこうやばかった。やっぱり向井は天才だわ。ああ早くまた観たい。NUMBER GIRLのライブ行けないの残念だけど、今まで復活を楽しみにしていたファンの方々に目一杯楽しんでいただけたら。私は音源を聴きこんで、NUMBER GIRLという天才を体にしみこませる所業を繰り返しておきます。もう、でもやっぱり今日のライブめっちゃよかった。男、特におっさんが多かった。むさいライブハウス、いいじゃないか。最近はキッズが多いライブばかりだったので、これはこれで逆に新鮮だったような気がしている。うわわわあああ、ZAZEN BOYSかっこよすぎ。「かっこいいだろ?」という自己陶酔感一切見せず、「どや!」なんて感じもなく、ひたすらに音を研ぎ澄まして研ぎ澄まして研ぎ澄ましていってどっか遠い遠い場所、素人では到底辿り着けない場所へ4人が軽々(そういう風に見えるけれど、血の滲むような努力をしているのであろうな)と到達している様を観るのは危険だ。自分もあんな感じで演奏したい、なんて思ったらとんでもない渦の中に巻き込まれること必須。今日の感想は無駄なことを書き過ぎたのでそろそろ終わりにしてしまうが、今日のライブの感想を一言で表現するなら、「気持ちよかった」これだけで充分だろう。また会える日を楽しみにしているぜ。

 

 

 

<セットリスト>

01.Fender Telecaster
02.破裂音の朝
03.MABOROSHI IN MY BLOOD
04.Honnoji
05.COLD BEAT
06.RIFF MAN
07.公園には誰もいない
08.Fureai
09.This is NORANEKO
10.TANUKI
11.Weekend
12.IKASAMA LOVE
13.暗黒屋
14.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
15.杉並の少年
16.黄泉の国
17.天狗
18.WHISKY & UNUBORE
19.SUGAR MAN
20.はあとぶれいく
21.Asobi

 

EN

 

22.黄泉の国
23.CRAZY DAYS CRAZY FEELING

 

 

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