眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

夢20190615

さして仲良くもない、いやたぶん話したこともない女子に電話をしようか迷っている。明日のテスト範囲が自分で思っているので合っているのか知りたい。でも話したことないし。でも、実はその子のことがどこかで気になっていて、本当は話したいなと思っていたんだ。意を決して電話を掛けるも、ぷるるるると鳴っているのを聞いてると緊張してすぐに切ってしまう。やっぱりいい、自分で解決する。でも、その子と話したい欲が強くなってしまって、3回めのコールでようやくその子と電話が繋がる。

 

「もしもし」

 

「どうしたの?」

 

「ん?ごめんよく聞こえない?」

 

「だからそのどうしたの?」

 

「ごめん、本当に何も聞こえないよ」

 

緊張が極限まで達して、もうだめだ通話を切る。こんなことしたら彼女、傷つくだろうな。でも、休日に彼女の声を聞くのは初めてだし、どうしてだろうこんなにも嬉しい気持ちでいっぱいなのは。明日のテストはもういいや、当分は彼女と電話で話した、という幸せの余韻を引きずっていたいんだ。