眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

後輩の結婚式

先日、後輩の結婚式へ行ってきた。結婚式場が県外で、挙式の時間が早かったし、地元の友達と一緒に車で行くということで結婚式前日に友達の家に集まってお酒を飲んで色々話した。普段は仲がいい(と思っている)友人たちだが、何故だかその日はすらすらと会話ができたし、皆の心の裡を普段よりも明確に知ることが出来てとても有意義な時間だった。

 

 

結婚式当日、車に乗って県外へ行き、先にホテルにチェックインしてから式場へ向かった。結婚式に参加するのは今回で3度目で、当分はもういいかなという気持ちを抱えながらの出席。受付を済ませようとしていると、当然ではあるが元カノの存在を認識して変な気分になった。結婚する後輩は新郎新婦ともに私が大学時代に所属していた部活の一個下の子達で、元カノも彼らと同い年なのでそりゃ呼ばれるよな、仕事が忙しいといっても同期の結婚式には駆けつけるよな、いやめっちゃ気まずいやん、という複雑な気持ちを勝手に抱えていた。別れを切り出したのは私で、それをあちらも了承し、円満に別れたはずだが、心のどこかではまだ引きずっているぶぶんがあるんだな、ということを思い知らされた。テキトーにドリンクを飲んでいると時間が来て、まずは挙式が始まった。詳細な描写は省くが、スタンダードな挙式であった。次に披露宴が始まり、友達が乾杯の音頭を取ったり、友人代表としてスピーチしているのをみると、「私はつくづくあの子とは仲良くやれなかったよな......」という暗い気分になった。まあ、実際に仲良くしてこなかったのは事実だし、もしスピーチを頼まれても何も喋ることはないのでそれはそれで良かったのだが、私の今までの人との接し方を振り返ってみると、「うっすいなぁ」という事実に気づいてしまって悲しくなってしまった。いや、彼らがすごーく仲がいいわけであって、私と彼らの距離はそこまで離れているわけではない。でもやっぱり普段の彼らのやり取りを眺めていると、「自分もあそこまで深く人と付き合うことがしたかったなあ」という思いがもたげてしまって、気分が塞いできた。なのでもうこのことについて考えることはやめる。大切なのはこれから努力して人と深く繋がれるようにすることだから。と思ったけれど、本当のところはそこまで人と深く関わりたくない、出来れば一人でいたいのが私の本音なのかもな、とも思っている。他人といるとどこかで許容したり妥協したりしなくてはならないぶぶんがあるし、それを耐えるほどの人間関係なのかどうか考えるのは正直なところめんどいな。なので、無理しない程度にこれからも人間関係を構築していきたいと思っております。

 

 

話が脱線してしまったので結婚式に戻すと、二回も結婚式に参列してしまったせいだろうか、結婚式のプログラムひとつひとつに対して驚きや感動といったものはなく、ただただ、「結婚式が執り行われていくな。無事に終わるといいな」という思いだけが心にしがみついていた。今まで一度も見たことがなかった新郎新婦の家族を見ることが出来たのは興味深かったし、新婦の花嫁姿が綺麗だったので、私ももし恋人が出来て、その子と結婚することになったら結婚式を挙げて彼女の花嫁姿を見たいな、という欲望が芽生えた。結婚式はうまく出来ているな。飽きるぶぶんあるも、ズイショズイショで工夫が施されていて、式が終わった後は、「いい結婚式だったな」と月並みな感想を抱えて家に帰れるのだから。たとえご祝儀で自分の財布を痛めたとしても、彼らの結婚式に出席できるのは一生で一度だけなので、今回の結婚式も出席してよかったと思っている。思っているけれど、スピーチも出し物もしてないのにこんなにも疲れるのは本当にしんどいので、次に結婚式に参加するのは2年後とかでいいかな。当分は日常を満喫していたいです。