眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

仕事のif

もし私が上司で、何をすればいいのか分からなくて戸惑っている部下を見たらどのような行動を取るだろうか。「自分には関係のないことだ。仕事は誰かに教わるものではなくて、自分で学んでいくもの。サボっているんじゃないのか?」と決めつけて、自分の仕事だけに没頭するだろうか。それとも、「初めは仕事の進め方が分からなくて当然。最初に仕事の全体図を教えて、そこから仕事を適度に振り、少しずつ仕事を覚えていってもらう」と適切な指導をするだろうか。昔であったら前者を選び、「這い上がれるものだけが会社に残ればいい」とする考えも重宝されたかもしれないが、令和という時代にそんな非効率なことをやっていたら、貴重なお金を使って採用した社員が辞めていってしまうだろう。それがどれほどまでに会社に損失を与えるのか、部下を放置していた上司は分かっているのだろうか。分かっていないのだろう、だから部下の面倒を一切見ないで悠長に外をほっつき歩いていられるんだろう。今の時代、会社が人を選ぶのではなく、人が会社を選ぶ時代だと信じたい。そんな風なことを考えてしまうのは、私が置かれている状況が前者であるからだ。まだ、教育係の先輩がいてくれて、手が空いているときは仕事を振ってくれたり、客先への同行を許可してくれたり、簡単な仕事であったらほぼ完全に任せてくれて、失敗したときはしっかりとフォローしてくれるのは救いである。しかし、教育係の先輩だって忙しい時期があるし、そんなときになってなにもやることがなくてあたふたしているとき、同じ課の先輩が見て見ぬ振りをしているのはどうなんだろうか。本当に私という存在が見えていないのかも。課全体で、新しく入ってきた人材を育てていくという方向性は共有されていないのか。それとも、「先輩の仕事ぶりを見て勝手に仕事を覚えていくものだ」と甚だ時代錯誤な考えを持っているのだろうか。その辺のことを問いただしてみたい。