眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

243日目「よーいどんで日は暮れて」

火曜日があっけなく過ぎ去っていく。土日が過ぎ去っていくスピードは社会人になり、歳を重ねるにつれて凄まじく早くなったが、最近では平日もあっという間に終わってしまうことが多く、このままではあっけなく老人になってしまうような気がしてきた。特に仕事もしていないのに定時になって、ちょっと小説を読もうかと思ったら0時を回っていることが多く、こんなので私はいつ自分の研鑽の時間を設けることができるのであろうか。もしかしたら、知らないうちにフリーズしている時間が存在して、それのために一日があっという間に過ぎ去ってしまうかもしれないと推測を立ててみる。いや、そんな状態に陥っていたら誰かが指摘してくれるだろう。もしかしてもしかしたら、地球上の生き物が一斉に動きを止めてしまう時間が一日のうちに何回か来るのかも、と妄想してみるだけで少し楽しくなってくる。

 

 

仕事の方はいつも通り、可もなく不可もなく。いつになったら揺さぶりをかけられるのだろうか。いや、別に無理して揺さぶられたいわけではなく、できることならスムーズな流れでとんとんと成長していきたい、と都合のいいことばかり考えていたい。

 

 

この間購入した松井玲奈「カモフラージュ」を読み終えた。この本を購入したきっかけはアイドルのサイン本だったわけだが、読み進めていくうちに一筋縄では読み解けない物語にどきどきしてしまった。嬉しい誤算。全体的にホラーチックな気配を纏いつつ、どこかしらでは懐かしさを醸し出している、絶妙な塩梅。初めて小説を書きました、とは到底思えないほどに情景描写(特にものを食べているところ)がプロのそれで、一日に一回は飲み干したくなるような文章だった。是非今後も、そんなハイペースでなくてもいいので、作品を出してほしいな、と素直に思いました。

 

 

自分を追い詰めることでしか、肯定できないことに嫌気が差す。綺麗な自分。汚い自分。何が本当なのかわからなくなってしまった。染み付いた習慣や、思考は簡単に消えてくれない。それを今の自分だと受け止められたらもう少し自分という存在に寛容になれるんだろうか。

松井玲奈「カモフラージュ」p212-213

 

 

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GW真っただ中に届いたCatfish And The Bottlemenの「The Balance」をやっとこさ聴いている。前二作を買っていたのだが、正直な話そこまで聴いていなかった。しかし、今年のサマソニに出るというので(チケットは売り切れてしまったが......)、何気なくCDを回してみたらこれがビンゴ。雰囲気がどこか「The Strypes」を感じさせつつ、でもCatfish And The Bottlemenにしか出せないような艶やかな音を奏でているのを全身で受け止めているとすっと心が安らぐ。今日あった嫌なことも全部全部なかったことにはせず、しっかりと受け止めてくれてくれるというか、なんだろうなこれ。ライブに行けないのがどうにももどかしくなるほどにかっこよい。久しぶりに海外のロックバンドのライブに行きたくなったので、もしかしたら金曜日のサマソニのチケットを買ってしまうかも。THE 1975が出るってもうそれだけでチケット代の元は取れるよな。他にもWEEZERFALL OUT BOYTWO DOOR CINEMA CLUBが出てくれるんだから、行かなきゃ罰が当たるんじゃないかと思い始めてきた。どうせ結婚なんてしてしまったらライブにほいほい行けなくなるんだから、独身の今のうちに行きたいものは行けるだけ行っておいた方がいいのでは、と思った次第です。

 

 

The Balance

The Balance