眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

234日目「カタカナは無機質な機械のようで」

名古屋に来てから、仕事という仕事をしてない。勤務時間中に発生するふんわりとした時間に包まれていたら一日が終わっていることが多く、こんな日々を繰り返していてもいいものなのかと戸惑うことが多々あるが。今日ものんびりとした時間を過ごしていたらお昼が来て、昼ごはんを食べた後に喫茶店でのんびりやって、外を散歩していたら一日が終わっていた。久しぶりに家に早く帰れたので、ぐいっとビールを飲んだら疲れがどばっと出てしまって、布団の上に横たわっていたら二時間弱ほど寝ていた。幸せ。

 

 

起きたら夕飯の時間になっていたのでちらし寿司を頬張り、唐突にNetflixで「美味しんぼ」のアニメを観た。一話はなんとなーく読んだ記憶が残っていたけれど、アニメで観てみると「やっぱ美味しんぼ凄いわ。すごく引き込まれて、うっかり二話を観始めるところだった」という感想が思い浮かんだ。今はアニメを長時間鑑賞するほどの体力を持ち合わせていないのでよかったが、子供の頃にネットでアニメが見放題だったら、寝る間も惜しんで夢中になってテレビに齧りついていただろうな、恐ろし、と思ったりもしてみた。最近の仕事終わりの過ごし方は聴きなれていない音楽(主に最近の洋楽)を流しながらスマホをいじって他人の何気ない日々を綴ったブログを読んでいる。筆者の思っていることが駄々漏れで、意図的な広告や煽情が一切ないまっさらな文章は渇ききった喉によく似合うのである。

 

 

SIX LOUNGE「天使のスーツケース」の再生を繰り返している。キャリア初のシングル作品。あの声で歌われたらどんな曲も優勝、というほどに彼らが鳴らす音楽は勝ちが確定しているのだが、その安寧に留まらずにその先へその先へ向かおうとしている気概を、コンパクトにまとめられた三曲から感じられた。SIX LOUNGEはまだまだ伸びていくだろうなということが感じられるし、伸びていくときの過程を愉しめるのはなんとも愉快なことである。来月の名古屋でのライブが俄然楽しみになりました。二日連続でチケットを取ってしまい、どちらも平日なので行けるのかどうかは不確定でドキドキしておりますが、たぶん行けるでしょ。彼らをあんな小さな箱で愉しめるなんて、ゾクゾクしてきました。五月はもうライブがないので、早く六月になってくれないかなー(七つもライブが入っているので、生きて帰ってこれるだろうか......)。

 

 

こんなのんびりな時間を過ごしているとやっぱり「成長しないと怖い」という気持ちが強くなって、たまの夜に堪らなくなって苦しくなるけど、たぶんこの感じでいいと思う。誰かに現状を批判されているわけでもないし、私はゆっくりと成長していくタイプだと思うから、今の仕事の進め方は間違っていないと断定しておく。少しずつ仕事を覚えていけばいい。定年までまだまだあるんだから、焦らずにやっていこう。と、気弱な自分に執拗に言い聞かせて日々をなんとか過ごしています。明日も平和な一日になりますように。