眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

fun time HOLIDAY 7(UNISON SQUARE GARDEN × イズミカワソラ)@ダイアモンドホール(2019.5.13)感想

令和初のライブハウスでのライブ。

 

 

ニゾンスクエアガーデンが不定期に行なっている「fun time HOLIDAY」も今回で7回目。結成15周年という節目の年のこのイベントを、まさかまさかの名古屋でやっていただけるなんて想像だにしておりませんでしたし、そのライブに行けることになるなんてもっと想像だにしておりませんでした。しかも、ライブ会場がダイアモンドホール。私がユニゾンスクエアガーデンを初めて観たのがこのダイアモンドホールというライブハウスで、3rd Album「Populus Populus」のリリースツアーでした。あの時に観たライブは殆ど覚えていませんが、まさかあの時に観たバンドが8年後の私を支えているなんて、私にとってとてつもなくデカイ存在になっているなんて想像していませんでした。このライブハウスで彼らをまた観れる幸せを噛み締めながら、ダイアモンドホールに向かいました。

 

 

今回のライブの対バン相手は「イズミカワソラ」。ユニゾンスクエアガーデンのSEの人、ということで、ユニゾンスクエアガーデン(特に田淵)にとってはかけがえのない存在のようで、そんな方がどのようなライブをされるのかとても楽しみにしておりました。

 

 

イズミカワソラ

 

定刻を少し過ぎたあたりで客電が消え、ドラム、ギター、バイオリン(たぶん)を引き連れて、あの「イズミカワソラ」が現れた。ピアノの前に座り、遂に生演奏で「絵の具」を聴くことができました......!。SEで流れるのは曲の一部分だけなので、フルで聴いてみるとこんなにも優しい曲なんだ、ということを実感しました。演奏部隊が素晴らしいのもさることながら、ソラさんの無邪気なようで全てを悟ってしまっているかのようなしっかりとした歌声は、生で聴くと耳から心へ直通で流れ込んできて、心がぽわーっとなってしまうんですね。なんとも幸せな歌声である。今回のライブは真っ新な状態で聴いてみたかったので、あえて予習することはしないで臨みました。絵の具以降の曲は全て初めて聴く曲だったんですけれど、どれも人懐っこい曲ばかりで、聴いてて荒くれだっていた心がだいぶ落ち着きました。そして曲の間に挟まれるソラさんのMCがむっちゃ可愛くて、愛おしい小動物をニコニコ眺めているような気分になりました。その優しいオーラを発し続けるソラさんが急に「今日のために曲を作ってきました」ということで、ユニゾンとそのファンに向けて作った曲を披露。昨日の23時に子供を寝かしつけて、なんとか作り上げたという曲で、最初は歌詞をまだ覚えきれていないようで覚束ない部分がありましたが、曲が進んでいくにつれて歌詞が心をどんどんとノックするかのように激しくなって、最後のほうは少し涙ぐみそうになってしまいました。(ソラさんもたぶん泣いていたんじゃないだろうか)こんなにもユニゾンのこと、そしてユニゾンのファンを思ってくれているなんてすごく嬉しいし、このライブをきっかけにソラさんの音楽を聴いていこう、という気分になりました。とにかくMCで喋っている姿が可愛らしくて、「ここは15秒しか時間を貰っていないんだけど......」と言いながら、1分以上もソラさんペースで喋られている様を眺めていると本当に癒されて、こんなほんわかした人と友達になりたいな、話をしたらさぞかし幸せな気持ちになれるのだろうな、と勝手に妄想しておりました。

 

 

<セットリスト>

01.絵の具
02.Plastic City
03.Fly
04.はじまりの音
05.(ユニゾンへのアンサーソング)
06.はがねマシーン
07.リピートブライトデイ
08.ソラまで
09.麗しき月夜の話

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN

 

先週の土日にフェスで拝見して、その二つのライブが頗るかっこよかったので、期待値は相当に上がっていました。しかし、フェスのセットリストをそのまま流用してくるのでは、なんて危惧を少しばっかし抱いていたのも事実で、もしそのセットリストで来られてらちょっと嫌だな、なんて思っていました。そんな不安も一曲目から杞憂に終わったんですけれどね。再録された「絵の具」をSEに、いつも通りにメンバーが現れました。さて、一曲目は何が来るんだ、何だろうか......と興奮しながらステージを見つめていると、昔々に聴いたことがあるようなイントロが......えっ、これって「流星前夜」のイントロじゃない???えっまじか...!!!台詞が来るのか?と思っていたら、まさかの「流星行路」でした。初めて聴いたし、対バンライブの一曲目に持ってくるなんて予想していなかった。嬉しすぎる誤算。結構前で観れたので、斎藤さんと田淵の演奏している姿をじっと見つめていたんですけれど、貴重すぎて、一体何に集中していればいいのか分からなくなりました。自分のいるところからはTKOはよく見えなかったんですけれど、この曲のドラミングも目に焼き付けておきたかった。ああ、なんて幸せだ。今日平日だけれど、無理して来てよかったよ......。と一曲で完全に満足してしまった私に、いきなりの「シュガーソングとビターステップ」。異様に沸き立つ観衆に揉まれながら、一緒になってぴょんぴょん飛び跳ねる「シュガーソングとビターステップ」は、いやはややはり名曲ですな、とのんびりしていたら、「フルカラープログラム」ですよ。最近のライブではあまり聴いていなかったので、そこまで上げるつもりのなかったテンションがなかなかに上がってしまい、少しだけ明日の仕事の心配をしてしまったんですけれど、楽しめるときに楽しんでおかないと!という考えがすぐに頭を過ったので、ここで明日の事を考えるのはなくなりました。それにしても予想だにしなかった曲で攻めてきたな、と興奮しつつ、「次は何が来るんだろうな」とワクワクしながら待っていると、まさかまさかの「マジョリティ・リポート(darling, I love you)」かよ、最高かよ!この曲、「マイノリティ・リポート(darling, I love you)」と合わせてユニゾンの中でもとびきりに好きな曲だけど、ライブではあまりやらない印象があったので、いつか聴けたらラッキーだろうな、というテンションで「Dr.Izzy」を聴くことが多々ありまして。まさか今日聴けるだなんて思っていなかったので、こちらも嬉しい誤算。そして、まさか、まさかシリーズでやってくれないかな......と期待していて、「マイノリティ・リポート(darling, I love you)」が来たもんで、もう動くことが出来なくなりました。じっとステージ上のメンバーの演奏を眺めていました。やっぱりこの二曲大好き、としみじみとなりながら幸せに浸っていました。ああ、ここまで予想出来ていなかった曲ばかり来るもので、ワクワクで胸が張り裂けそうだよ!体力が持ちそうにないよ!と思っていたら、休憩する間もなく「like coffeeのおまじない 」からの「23:25」で無事、私は幸せすぎて爆発してしまいましたありがとうございました。

 

 

斎藤さんMC

「むっちゃ暑いな。ダイホってこんなに暑かったっけ。それとも自分だけ?」

 観客が頷く。

 「やっぱそうだよね。アマチュアの頃から、それこそプロの゜の字もなかった頃からソラさんの「絵の具」をSEに使わせてもらっていて。で、ソラさんと交流もするようになって。今回はインディーズの頃からお世話になっているのでインディーズの曲から始めてみました。この曲は一曲目ですごくテンションの上がる曲ではないから、二曲目の「シュガーソングとビターステップ」でテンションが上がったようで安心しました。そんで、ソラさんの1stシングルが「等身大の地球儀」って、タイトルをパクった曲をやります」

 

 

からの「等身大の地球」はえぐい。こんなにも盛り上がる曲だったっけ?と思うぐらいに飛び跳ねる人が多発していて、この曲でそんなに盛り上がっている人の姿を見ていると私まで盛り上がってきました。からの、「ガリレオのショーケース」で田淵が縦横無人に動き回ったあとに、「Invisible Sensation 」「天国と地獄」とライブでは鉄板の曲を披露してライブハウスの熱気を更に上げました。仕事終わりに来たので、状態が万全ではなかった私はここらで飛び跳ねるのを止め、じっくり見ようかなと思っていたら、斎藤さんが「ラスト!」と言い、2月の「MODE MOOD MODE ENCORE」ぶりの「Catch up, latency」で本編は終了。こんなにもえぐくて憎いセトリを考えつくなんて、さすがは田淵だな、と感心しておりました。アンコールではMCから始めようとしていたんですけれど、ソラさんが早く帰らなくてはいけなかったそうで、MCを中断して、たぶん今回のライブが最初で最後の披露になるであろう「サイボーグ99%」をぶちかましました。音源以上に曲はぶっとんでいて、こんなにもかっこいいんだったら是非とも普段のセットリストにも組み込んでほしいな、とちょっと欲張りな考えが芽生えてしまいました。

 

 

斎藤さんMC

「何か言い残したことない?(田淵を見る)大丈夫だね。じゃあ、ラスト!」

 

で「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」を演奏し、完璧なライブは終了しました。

 

 

ニゾンのライブは全く予想できないセットリストで襲ってくることが多く、今回も完璧にやられてしまいました。一番驚いたし嬉しかったのはインディーズの曲である「流星行路」を演奏してくれたことで、この曲を聴けたことで私はだいぶ救われた気分に浸れました。今観返してもえげつないセットリストだよな。この中から「流星行路」と「等身大の地球」は外してくるだろうから、明日のライブが俄然楽しみになってきた。一曲目が何で仕掛けてくるのか、全くもって予想できません。そして、もしよければ、明日のライブも「マジョリティ・リポート(darling, I love you)」「マイノリティ・リポート(darling, I love you)」を演奏してほしいなあ、というエゴが生じてしまうぐらい、嬉しかったんだよな。今日のセットリストと全く同じでも、明日のライブはむっちゃ満足するんだろうな、というくらいに完璧なライブを堪能させて頂きました。これだから、ロックバンドのライブは止められない。

 

 

<セットリスト>

01.流星行路
02.シュガーソングとビターステップ
03.フルカラープログラム
04.マジョリティ・リポート(darling, I love you)
05.マイノリティ・リポート(darling, I love you)
06.like coffeeのおまじない
07.23:25
08.等身大の地球
09.ガリレオのショーケース
10.Invisible Sensation
11.天国と地獄
12.Catch up, latency

 

EN

 

13.サイボーグ99%
14.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

 

 

f:id:bigpopmonsterpro:20190513225224j:image

 

f:id:bigpopmonsterpro:20190513225229j:image