眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

231日目「家の部屋の隅でじっとしていたい、ずっと」

「ちょっと来てみ」と、今まで自分の仕事に集中していた先輩から声が掛かった。「こういう会社があって、これこれこういう風で、...... だでさ、そんなぼけっとしとらんでよう、新規客先を探さんとあかんやろ」てっきり私のことなんて目に入っていなかったと思っていたので、 気にかけてくれてたという事実に軽い震えを覚えた。それか、ただ私が暇そうにしているのが癪に障っただけなのか。「新規客先を探せっていきなり言っても、よう分からんか。少しくらいはヒントを与えんといかんかったか」という言葉とともに、他にもいろいろと助言を与えてくれた。新規客先か、はっきりいって面倒だな。どうせ大抵のところでは門前払いを食らうと思われるので、新規客先が見つかるか、私のメンタルが崩壊するか、どちらが先か不安でしょうがないや。でも、何もすることが無くて会社で暇を弄んでいるよりは、断られようと外に出て行ったほうが気晴らしになるだろうし、健康にもいいことだろう。.....うん、とりあえずは来週からやっていこう。急いては事を仕損ずるという言葉もあることだし、慌てず、ちゃんと準備運動をしてからやっていこう。

 

 

名古屋に赴任してからそろそろ一ヶ月ちょっとが経つのだが、未だに職場に慣れない。朝、会社に着くとホームという感じはしなくて、どこかよそよそしい感じが強い。先輩方が次々と出勤され、一人一人に対して挨拶をしていると仕事が始まる時間になって、よそよそしい感じのままで時間が過ぎていく。それが辛い。特に何もしていないというのに、定時に家に帰って、何かしようと思っても布団の上に倒れたらぐでーっとなってしまって、もう何もやる気がせん。今日は「祐介」を読もうとしたが、酷い肩凝りと集中力の無さで読む気が起こらなかった。「レンタルなんもしない人」の本をぽつりぽつりと読んでいて自分を慰めていた。

 

 

明日から休みだというのにあまりハッピーな気持ちはなくて、「この休みが終わったらまた会社に行かなければならないのか、はぁ......」とやるせない気持ちにやられてしまうのはどうにからならないものか。ゴルフスクールに行かなくちゃ行けないのに、探していたら何処がいいのか分からなくてもう面倒になってしまう。やっぱゴルフやるの面倒いわ。ゴルフクラブ10万円以上もしたんだよな、このまま倉庫に放りっぱなしにしておくのはあまりにも忍びない。来週までにはゴルフスクールを予約する。......なんてことを先週も考えていたんだよな。

 

 

明日、朝早くに起きて、電車で遠くまで行って、あてもなく散歩したい。