眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

230日目「それではみなさんさようなら」

別に暇というわけではない。だけれど、「こんな感じでいいのだろうか?」と不安に思うことが多くて、たまにやりきれない気持ちになる。「この書類作っといてね」と教育係の先輩が仕事を振ってくれるのだが、その仕事に対する説明は殆どない。私が東京にいた頃に、その作業をする上でのセンスを身に付けたと思っているのか、その辺は自由にやらせてくれる。しかし、東京にいた頃にそのようなセンスは身に付けていないのだ。ただただExcel職人でいることに徹していたので、そんな微妙なニュアンスを表現できるほどに仕事はできない。いっそのこと、初めから教えて頂きたいのだけれど、そう暇でもないのかしら。そんなこんなで、「多分こんな感じなんじゃないかな?」と推測に推測を重ねて書類を作り、先輩に見せにいくと、「じゃあこの書類のここは説明できる?」と優しく問いかけてくれる。何故そこをそうしたのかは感覚なのでうまく説明できないでいると、「こういうときにうまく説明出来ないと客先に突っ込まれることが多いから、ちゃんと説明できるように理論武装しておくといいよー」と助言してくれる。うーん、未だに仕事の仕方が分からないんだよな。ある程度自分で悩んでから、分からなかったところを先輩に訊くスタイルを取るか、分からなかったら考えても無駄な所を走っている時間が無駄なのでさっさと訊きにいくスタイルを取るのか。今の教育係の先輩は割と放任主義というか、「早く客先に出して、失敗体験をしたらどこに気をつけるべきかに敏感になるようになるから、どんどん書類を出しに行って説明してねー」という考えを持っているようだし、私も早く独り立ちして自分のペースで仕事を進めたいと思っている。もういいか、失敗して覚えよう。その前に技術的な知識を身につけて、お客さんや技術の人と対等に話せるようにならないと。あとはお客さんと話せる話題を常日頃から収集しておかないとなあ、と先輩と一緒に客先に行くときにいつも思うのですが、家に帰るとだらーっとしてしまって、1日が呆気なく終わってしまうのはまさに生活、という感じがして好感が持てます。

 

 

仕事帰りに本屋で尾崎世界観の「祐介」文庫版を購入。この本が単行本で発売されたときは貪るように立ち読みしていたのを最近のことのように思い出します。それも京都旅行の最中、寺巡りに疲れたときにふらっと寄った本屋さんでの出来事なので、強烈な記憶として今でも大切に残してあります。今日は22年間お世話になった机を捨ててきて体力が残っていないので読めないですが、明日仕事が終わったら早く読みたい。ヒリヒリとした感覚を取り戻したい気持ちでいっぱいです。

 

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