眠たげな猫の傍で

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NICO Touches the Walls TOUR “MACHIGAISAGASHI ’19”(Accoustic)@ Electric Lady Land 感想

平成最後のライブ。名古屋に転勤してから名古屋で観る初めてのライブであり、NICO Touches the Wallsをライブハウスで観るのはとても久しぶり。そして今回の会場であるElectric Lady Landは5年前の10月にGalileo Galileiのライブを観た思い出深いライブハウスでもあるの で、今回のライブは始まる前から感慨深いところが往々にしてあった。

 

 

会社を定時であがり、勢いあまってライブハウスの最寄り駅に着いてしまったものだから、コメダ珈琲でゆったり身体を休め、開場10分前に喫茶店を出た。久しぶりのElectric Lady Landは東京の数多あるライブハウスに比べこじんまりとしており、その分演者との距離が近いので、最後部でもステージから近くて居心地のいいライブハウスである。開演時間を少し過ぎてからNICO Touches the Walls(設定上ではACO Touches the Walls)が現れて、アコースティック調で持ち前の名曲たちを次々に披露していった。NICO Touches the Wallsがアコースティックと題して曲を披露するとき、ただ単に曲をアコースティックに変えるだけではなく、曲の構成やアレンジなどをばっきばきに変えてしまい、曲によってはもはや原型を殆ど留めていないものもある。そんな物凄いことが出来るのは、ひとえにメンバーの演奏技術が高いこともあるし、なによりメンバーが自分たちの曲で徹底的に遊ぶことを楽しんでいるからであろう。 楽しそうに演奏している姿は今回のライブでも凄く伝わってきたし、そんな彼らを観ているとこちらも勝手に楽しい気分になってきて、なんとも幸せな時間を過ごさせてもらった。今回のライブは6月に発売されるニューアルバム「QUIZMASTER」 からの新曲をお披露目する意味合いもあり、本編の後半で3曲、アンコールで1曲の新曲を披露した。それぞれが違うタイプの曲で、しかしながらどれもが一回聴いただけで心にすっと入ってくるというか、何の疑問も感じることなく曲を楽しむことが出来た。こんなにも素晴らしい曲が待っているのか、と新しいアルバムへの期待値がぐんと上がった。

 

 

今回のライブで特によかったぶぶんは、EP「OYSTER」と「TWISTER」の冒頭2曲を続けて演奏してくれたところで、原曲のアレンジが好き過ぎて、「 アコースティックバージョンが微妙だったら嫌だな...」と不安だったんですけれど、これがもう筆舌に尽くし難いほどに最高なものに仕上がっていて、幸せな気分に浸っていました。他には、NICO Touches the Wallsの中でも特にお気に入りの「芽」(アルバム「 オーロラ」収録)をやってくれたことで、 ライブでこの曲をやってくれたことがうれしかったし、これまたアレンジがきらりと光る最高のものに仕上がっていたので、演奏が終わった後はしばらく呆然としていました。そしてアンコール最後に演奏した「来世で逢いましょう」 は今回のライブの締めにぴったりで、「令和」 になっても飽きることなく自分たちのスタイルを貫いていって欲しいなと強く思いました。

 

 

こんなにも素晴らしいロックバンドがこんなちっぽけなライブハウ スで演奏せざるをえないという事実は冷静に考えるとなかなかに堪えるものですが( 本当だったらZeppぐらいのキャパでやってほしい、そこでSOLD OUTしてほしいな、というファンの欲目があります)、そんな状況でもめげることなく自分たちの音楽を極めている姿を見 ていると、もうとにかくそのままで突き進んでいって欲しいと願うのみです。

 

 

NICO Touches the Wallsを本格的に聴き始めるようになったのが高校一年生のと きで、そのときに発売された「Who are you?」がすごくかっこいいアルバムだったから、今の今までずーっと彼らを追っかけ続けてきたし、追っかけ続けてきてよかったと思える夜が何度もありました。 これからもNICO Touches the Wallsの音楽を聴ける歓びを噛み締めながら、なんとか生きていこうと思います。これからも本当によろしくお願いしますよ。

 


<セットリスト>

 

1.口笛吹いて、こんにちは
2.手をたたけ
3.まっすぐなうた
4.VIBRIO VULNIFICUS
5.SHOW
6.夢1号
7.ホログラム
8.芽
9.Diver
10.mujina
11.Funny Side Up!!
12.新曲
13.新曲
14.新曲
15.ニワカ雨ニモ負ケズ
16.天地ガエシ

 

EN

 

17.新曲
18.来世で逢いましょう

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