眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

引越しと喫茶店

朝、7時のアラームで目を覚ます。薄着で寝ていたせいか、体の節々が痛くて辛い。カーテンを取り外し、布団を折りたたみ、引越し業者が来るのを待つ。8時30分に業者から電話が掛かってきて、「20分後に着きます」とのこと。その言葉通り8時50分に引越し業者が来て、淡々と梱包した荷物を持ち出していく。主格の男がごりごりと荷物を運び出し、女の子二人(おそらく短期のアルバイト)に指示を出していく。女の子はあまり慣れていないせいか、棒立ちになっている時間が長くて、男はそれに対して苛立ちは表には出さないようにしているのがひしひしと伝わってくる。段ボールに入りきらなかったものをゴミ袋に入れていたら、「段ボールを持ってきてるので、そちらに入れてください」とのこと。さくさくと進む作業、棒立ちの女の子、男は黙々と動く。私はその姿をただ眺めている。約1時間で一連の作業が終わり、「では明日の午前中に引越し先へお届けしますね」と男が言った。家族がいてよかった。その時間には私はまだ東京にいて、辞令を受けていることだろう。わざわざ4月1日に辞令を交付する必要はないだろう。一つ下の社員はこの間の金曜日に辞令を受けて、既に赴任地に移動して、月曜日の朝から赴任先へ出社するというのに。これでは私がだらしないみたいじゃないか。

 

 

引越し業者がそそくさと出て行った。ちらりと見た見積もり書には「35万」という文字が。

 

 

あとは部屋を綺麗にする作業が残っているのだが、朝ごはんを食べていなかったので外に逃げて、近くの喫茶店へ。カウンター席でココアとトーストを食す。ここの店員さんはもうなんというか自由気侭なもので、ごりごりに私語をしてて、むしろそちらの方が仕事なんじゃないかとすら思えてくる。あったかいココアうま。スマホで本を読もうとするのだが、先程から店員さんの話が興味をそそるものばかりで、文章に集中することが出来ない。店員さんの1時間の私語の量が私の半年の私語の量に匹敵するくらい。私が声を発することが少なすぎるだけか。30分ほどでココアを飲み干してしまったのだが、家に帰っても面倒な現実が転がっているだけだし、ガス会社の人が来るのがまだまだ先なので、だらだらと喫茶店にいることにする。今日は長いぞ。

 

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