眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

ライブは私の心の支え

上京して早4年。就活していた頃は地元で就職する気満々だったので、東京で働くということに若干の不安を抱いていた。それも社会人になってまでしょうもない集団行動をさせられたばっかりに、働くことに対する展望をうまく描くことができなかった。それは今も同じで、未だにそんな状況に甘んじていていいのだろうかという不安に魘されるときが幾度となくある。一人暮らしという孤独を生みやすい状況が、ネガティブ思考をしがちな私の悩みを増幅させていった。そんな苦しい状況のなか、私を救ってくれたのがライブであった。学生の頃にもよく足を運び、社会人になってからのライブはふらふらしやすい私の支えとなった。仕事とは日常を濃厚に煮詰めたまずいスープを延々と飲まされているようなもので、そこで発生するしょうもない人間関係や、やっていて虚しくなるような雑務に傷付きやすい心は押しつぶされ そうになる。そんなとき、酔っぱらった頭に爆音をぶち込むことができ、テキトーに踊っていても誰からも咎められることがないライブという空間はまさに私という人間を真に発露できる場所で、 その中毒性に何度も何度も足を運んだ。 音源で何度も聴いてきたロックバンドの演奏を生で眺めるということはとても胸が高鳴るものであった。しかし、私はライブに行き過ぎた。特に昨年は頭がどうにかしていたのだろうか、60回以上もライブハウスに足を運んでいた。さすがにそこまでライブに行っていると出ていくのが少なからざる お金、そして体力と聴力が徐々に蝕まれていく。ライブに行かなくても自分の心を支えてくれるような存在が出来たし、今は享楽に身を投じるよりもお金を着実に貯めていきたいという意思が芽生え始めているので、その気持ちを大切にしてあげたい。4月に東京を離れるという絶好の機会に、ライブへ足を運ぶのは極力控えることに決めた。精々行ったとしても2か月に1回ぐらいのペースにしておこうと考えている。その意思がどれだけ続くのかは分からないけれど、努力をしてみようと思う。私はもう若くないのだ。