眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」@幕張メッセ(2019.3.11)

2012年に発売された「diorama」 を聴いたときからずっと、彼のライブを観る瞬間をずっと夢見てきた。 あれからもう7年も経ってしまったのか.....早。 その類まれなる才能が描き出す世界観にうっとりして、 彼以外の曲を聴けなくなってしまった時期もあった。 まさに天才とはこの人のためにある言葉だ。 なんて恥ずかしいこともついつい文章にしたくなってしまうほど、 私は彼の音楽を大好きでここまでやってきた。何度か彼のライブを拝見するチャンスはあった。しかし、 あまりにも競争率が激しくて、 なかなかチケットを取ることができなかった。この間、 公式のチケットトレードサイトでぽちぽちやっていたら、 なんやかんやでチケットが取れてしまった。 しかしライブは平日の幕張メッセ、19時開演。 定時ダッシュしないと間に合わないようなコンディションの中で、 私はそれでも迷わずにチケットを購入した。 彼を観れるチャンスがあるなら、 それがどんなに困難なものであろうとも取ることにしたんだ。

 

 

なんとかギリ定時ダッシュを決め、開演前に会場に到着。席は一番後方だったので残念。19時を少し過ぎた所で客電が消え、ひっそりと米津玄師が現れてライブが始まった。遠い、遠すぎる。あの米粒みたいなのが米津玄師か。設置されているディスプレイには何も映し出されていないので、頼りになるのはこの悪い視力のみ。「Flamingo」から始まった米津玄師のライブはとにかく圧倒的なパワーで終始、満ち溢れていた。「BOOTLEG」の曲を軸にして、聴きたかったあの曲この曲を聴ける幸せ。シングルのカップリング曲もやってくれるなんて、なんて粋な計らいなんだろう。しかし、米津玄師の中でも特に思い入れのある「YANKEE」からは一曲もやってくれなかったのは寂しかった。彼の今のモードは「BOOTLEG」そしてその先にあるということなのだろう。

 

 

「Flamingo」「LOSER」「砂の惑星」の3曲そしてMC、「飛燕」「かいじゅうのマーチ」「アイネクライネ」の3曲そしてMCと来たので次も3曲やってMCに突入するのかと思っていたら結構やったのでビックリした。多分9曲ぐらいやったのかな。こんなにも強靭な喉を持っていたんだな、というのが今回のライブで特に印象に残った感想。ネットの情報を観ていると「ライブでは声が出ていない」というのを見ていたので、実際はどうなんだろうと不安だったが、そんな不安は杞憂になってしまうくらいに素晴らしく声が出ていた。途中、声がフラつく場面もあったにはあったが、そんなことはあまり気にならないほどに他の場面でしっかりと声が出ているものだから安心した。

 

 

「Lemon」の前のMCで米津玄師が長尺のしっかりとしたものをかまして、彼の音楽、ひいては人生に対しての想いをひしひしと感じることが出来てとても嬉しかった。普段、アーティストのインタビューをすすんで読むことがなく、音楽だけでそのアーティストの価値観とか考えを推量していることが多いので、ライブのMCで自分の考えていることをきっちりと言葉にしてくれるのはすごく有難いこと。そして、生で米津玄師が喋っていることがこの世のものとは思えないぐらいに浮世離れしたものだったので、彼のMCを聴いている間はやけに鮮明な夢を眺めている錯覚に陥った。すごく変な感じだけど、とても幸せに満ちていた。彼がどんなに変化しようとも、彼が音楽を続ける限りは付いていこうと改めて決心した。

 

 

ライブは満足満足大満足で、疲れ切った体で平日4日間をなんとか駆け抜けられそう。終演後にグッズを見てしまった。沼。どの衣類もワンサイズ大きい気がしたけれど、思い切って「TEENAGE」Tシャツを購入した。あとはガチャを三回してしまったのが今回の敗因。本当にこんなのが欲しかったのか?一つ五百円もするんだぞ?と思ったが、キーホルダーを見ていれば見ているほどどんどん愛らしくなったので、今回のガチャは無駄ではなかった、はず。こういうギャンブル性に満ちたものは私の心をかき乱してどうにもこうにもやっていけなくなってしまうので、今回で最後にしよう。でも、ももクロの衣装チャームの第三弾が出た時には財布の紐がゆるゆると緩んでしまうのだろう。どうにかしたい、この弱き心を。

 

 

家に帰り着いたのが23時30分過ぎて、くたくたでどうしようもなかったけれど、先ほどの米津玄師のライブを思い出したらなんとかやっていけそうな気がしてきた。あと4日間、頑張ろう。そして、米津玄師のライブにまた行こう。それまで生き延びてみせる。

 

<セットリスト>

01.Flamingo
02.Loser
03.砂の惑星
04.飛燕
05.かいじゅうのマーチ
06.アイネクライネ
07.春雷
08.Moonlight
09.fogbound
10.amen
11.Paper Flower
12.Undercover
13.爱丽丝
14.ピースサイン
15.TEENAGE RIOT
16.Nighthawks
17.orion
18.Lemon

 

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19.ごめんね
20.クランベリーとパンケーキ
21.灰色と青

 

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