眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

192日目「もう進みたくない」

「おい、この資料差し戻されたんだけど」
「いや、それは私が作ったものではないです」
「はあ?お前が作ったんだろ」
「いや、○○さんが作ったんじゃないんですか」
「ちょっとちょっと、それ本気で言ってるの。ちゃんと確認してくれよ。思い出せ」

 

......

 

「いや、だから私はそれに関与していないですよ」
「二日前に作れって言ったじゃないかよ。忘れているんだったら、お前、頭やばいからな

 

......

 

「あー悪い、これは俺がやっていたわ」

 

 

まあそういうことを平気で言うような人間であることは重々承知していたので、どんだけ罵倒されようとも(あいつの言うことは流しておけ)というスタンスでいたのでそこまで傷つくことは無かったんですけれど、この人がこのような人間であることが不憫で仕方が無い。まあ、私が気にすることではないな、あと数週間もすれば顔を合わせることは殆ど無くなるだろうから、しょうもないことで自分を犠牲にするのだけはやめよう。

 

 


「暇チンだろ?」
「やる気なくしているんじゃないの?ええ?」
「もうそんなんじゃだめなんじゃ...」

 

そんなこと言われたって、どうしたらいいのか分からないんだよ。ある程度仕事を覚えているのなら、自分で勝手に仕事を探して作ってそれなりの日々を送れるのだろうけれど、未だに雛鳥のようなレベルで右往左往しているので、何も任されていないと不安な気持ちになるし、もうこのままじゃ駄目なんじゃないかと気が滅入りそうになる。どうしてこんな状況に陥ってしまったんだろうか。明らかに放置されていると分かっていたなら、信頼できる人にSOSを発して現状を少しでも変えればよかったのに。職場に信頼できる人か......信頼できる人......ぱっと考えただけでもそんな人が思いつかないことに絶望している。あまり頼りたくないな、近づきたくないなという人ならごろごろと思いつくというのに。私が他人に対して敏感なだけか。少しでも気に入らないぶぶんがあったらそこだけをフォーカスしてしまいその人を苦手に思ってしまうような私の性分が、社会で生きていくうえでは非常に厄介なものなのだろうか。厄介だろうよ、そりゃ。できることなら敵を殆ど作らないで、困ったことがあったらすぐに頼れるような存在を社内外問わずたくさん作っておくべきだったのだ。ミジンコ並みの社交性じゃ、人間と器用に付き合っていくような芸当はできないのです。ああ悔しいけどそれが現実。そんな現実を今まで変えてこようとしなかった私のせいなのだ。

 


すごく眠い。眠すぎる。尋常じゃないほどの眠気に襲われて、必死になって眼を開けているぐらいなら、いっそ後ろから首をこつんと突いてもらい、うまいこと気絶して1週間ぐらいは目を覚まさないでいたい。それほどまでに、することが全くない15時は吐き気を催しそうなほどに眠くて眠くて、痛いほどに時間が過ぎるのが遅い。のろすぎる時間の流れの中で、何もすることが無いのに何かしている風を装うのはもはや苦痛以外の何物でもなく、ここまで耐えるほどのことはないんじゃないか、「私にはこの会社が合いませんでした」と自分の苦しみを一切合切上司に吐露して、少しの間、日本社会からドロップアウトするのもいいかもしれない。

 

 

定時きっかりに会社を颯爽と出て、20時のサテツイベントまで時間があったので、いつもの喫茶店で時間を潰すことに。いつもの本屋で購入した重松清の「ニワトリは一度だけ飛べる」をこんこんと読む。うんうん、集中できないな。さっきから血流がすごく悪い気がする。なんだろうな、仕事中に異常に気が張っていたせいなのかな、体中がものすごく重くてどうにもこうにもやりきれないな。なんでこんな目に遭わないといけないんだろうな。というマイナス思考はここでおしまい。実際に苦しんだとしても、今それを再体験する必要はなし。サイン本だからという理由で普段はめったに買わないような重松清の本が意外にも面白くて、するすると読めてしまったのは何よりも嬉しかった。

 

 

<購入した本>

ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)

ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)

 
グローバライズ: GLOBARISE (河出文庫 き 12-1)

グローバライズ: GLOBARISE (河出文庫 き 12-1)

 

 

 

20時前に新宿タワレコ7Fに行ったらなかなかに人がいて、a flood of circleは人気なんだなあ、とほのぼのとした気持ちになりました。20時になると、サテツが登場して、颯爽とかき鳴らすその音楽がひたすらに気持ちいいな。ああ、ずっと聴いていたい。特に今回のアルバム曲が抜群に素晴らしくて、初聴なのにもう存分に好きになった。このアルバムのライブが俄然楽しみになってきた、んですけれど、名古屋は平日なので、行けるかどうか。いや、絶対に行ってみせる。なんて、未だに異動の内示が来てもいないのに、何勝手にはしゃいでいるんだろうな。内示、いつ来るんだろうな。本当に来るのかな。もしこのまま今の場所に残るなんてなってしまったら、家どうしよう......

 

<セットリスト>

01.サテツのブルース
02.ハイテンションソング
03.LALILA (あるいは気を失うまで)
04.ベイビーそれじゃまた
05.Center Of The Earth

 

 

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家に帰りついたのが21時前。もうだめだ。俺はダメだ。ビールを軽く一気飲みして、酩酊の状態にしないとどうにもこうにも現実と闘っていけない。もう闘いたくない。なんで闘わなくちゃいけないんだ?闘うという発想自体がおかしいことにさっさと気づけよ。嫌だ。会社に行きたくない。やめてくれ。辞めたい。嫌だ。どうしてこんなに苦しまなくちゃいけないんだ。「今君が置かれている状況は異常だから、さっさと会社を辞めることをお勧めするよ」なんて先輩に言われたら速攻で会社辞める。秒で会社からいなくなる。なんなんだよもう。いつまでもこんな状況じゃダメだって一番わかっているのは俺だよ。なんなら、課の皆さん全員が見て見ぬ振りをしてますよね?忙しいということにかこつけて私を避けてますよね?「あー、教育するのとかだりいから、見て見ぬ振りをしよ」っていう感じ、めっちゃ伝わってきてますからね?もうそれならいっそ、「いつまでもこんな感じが続くから、しんどかったら辞めたほうがいいよ」と言ってくれよ。なんなんだよもう。はっきり言って会社に行ってもやることねえんだよ。手伝えることがあるか訊いても、「特にないよー」じゃねえんだよ、何かしら捻り出してくれよ。俺が悪いのかな。独り立ち出来ない俺が、悪いのかな。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもう、いい加減にしてくれよ。もうこっちは限界を軽く超えているんだよ。もう、これ以上自分を嫌いになりたくないんだよ。仕事なんかのせいで、自分のことを嫌いになりたくないんだよ。もう、これ以上私を苦しめないでくれよ、頼むから......。