眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

188日目「有安杏果のライブに当選したけれど、まだ実感が湧かなくて」

家で使っている無線マウスのホイール部分のボタンが利かなくなった。といっても、ネットで開いているページを閉じるときにこのボタンを使うぐらいだから、そこまで困っているわけではない。けれど、無意識のうちにこのボタンを使っていて、「そういえば利かなかったんだった」ということを思い出して、軽く失望する。こんな些細なことですらいざ使えなくなるといらっとするのに、私の生活を支配しているようなものが使えなくなったらいかほどに苦労するだろう。例えばスマホ。例えば電車。例えば言葉。使えなくなったら使えなくなったで時間が経てば順応していくだろうとは思うけれど、順応する前の四苦八苦する時間に耐えられる自信がない。スマホなんて使っていなかった時代、私はどのようにして暇な時間をやりくりしていたんだろうか。思い返しても記憶が立ち上ってこないところを鑑みるに、多分大したことはしていなかったんだろう。ただ、この大したことをしていない時間、余白といっても差し支えのないこの時間が人の人生を豊かにしていたのではないかな、と緩く推測してみる。スマホを使うことで、四六時中情報を手に入れることができるようになった。便利な反面、大切なものを失っていることにも気付く。知らなければよかった、と思うことが生きててどれだけあるか。ネットで手に入れられるような情報は既に死んでいて、それらをどれだけ自分のものにしたところでどうにも生きている実感が得られない。片手で手に入れられるような情報に、私は頼りすぎている。もっと体を動かさなくちゃ。Google Map何か見ていないで、実際にそこに行ってみてそこの空気を感じてみる。それだけでも、生きているということが少しでも滋味深いものになるかもしれない。

 

 

朝、今日の仕事の予定が入っていなくて途方に暮れた。もう、会社に粉打てもいいのではないか。ぽつりぽつりと、本当にぽつりぽつりと頼まれる仕事をただ無機質にこなしていく。ロボットのような、それでいてどこか自意識を持っているような。働いている、というより働かされているというほうが適切な表現かと。そんな風な働き方をしてても何も生まれないよ。ただただ虚しくなるだけだよって、誰かに強く言ってほしい。そんなことを言われて立ち直れなくなったほうが、中途半端に生きながらえているよりかはまだましだろう。今日も無駄に会社で生き延びた。いつまでも続くと思っていないよ。

 

 

仕事帰りの電車でメールを眺めていたら、有安杏果のライブ当落のメールが届いていた。どうせ外れているんだろ、と諦めながらメールを開いていると、「......えっ、当選してるじゃん...!」現実感が全くない。去年の一月のあれから、彼女はTwitterのなかの人だと思っていたから、こうして生で彼女に会うことが出来るという現実がうまくのみこめない。ライブまであと一か月切ってるじゃん。ネットで彼女の情報をいろいろと収集してて、正直なところ生の彼女に会うことが怖い。今の失望をより強めてしまうんではないかと思って、どうにもこうにもやりきれないような気持に包まれている。でも、実際に彼女のライブに行って、彼女の歌声を聴いたら、今までのしょうもない気持ちが吹き飛ばされて、ただただ、「尊い...」という気持ちになれることを期待している。どうか無事に、彼女のライブに行けますように。そして彼女のライブに行ったあと、彼女を好いていた頃の気分が戻って来てますように。

 

 

雨で、低気圧で、どうも体調がよろしくなかった。一日中、だるかった。会社では500mlの炭酸水を2本も飲んで自分の体を誤魔化していたけれど、そんなんじゃこの異常なだるさから逃げ切ることは不可能なのでした。家に帰ってもだるくて、ご飯を食べたら何もする気が起きなくって、布団の上でふて寝していた。それでも寝るという行動に集中できないほどのだるさに突かれてばかりいたので、不本意ながらぐいっとビールを飲んでしまった。体中がほてっていて気持ちいい。さっきから変な姿勢でいたせいだろろうか、体の一部分がうまく言うことを聞いてくれない。これもまた、生きているということなのだろう。

 

 

さっさと寝よう、金曜日がさっさと過ぎて、夢のような土日が来るといい。

 

 

<酔っぱらった勢いでAmazonを彷徨っていて買ってしまった本>

 

教誨師 (講談社文庫)

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ともにがんばりましょう (講談社文庫)

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夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)

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ニッポンの単身赴任 (講談社文庫)

ニッポンの単身赴任 (講談社文庫)

 
ツチヤ学部長の弁明 (講談社文庫)

ツチヤ学部長の弁明 (講談社文庫)

 
私の好きな悪い癖 (講談社文庫)

私の好きな悪い癖 (講談社文庫)

 
獅子渡り鼻 (講談社文庫)

獅子渡り鼻 (講談社文庫)

 
旅をする裸の眼 (講談社文庫)

旅をする裸の眼 (講談社文庫)

 

 

 

来月こそは節制しよう。と思ってけれど、最後の東京暮らしだ。今までこつこつ、何に使うでなく貯めてきた貯金を開放するときが来たか。