眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

179日目「じゃあ、またね」

暇。任された仕事は午前中に仕上げて、成果物の出来具合を上司に確認してもらおうと思い、周りを見回したら人がいなかった。各々が各々の客先へ出向いているだ。まさか、サボっている人なんて、いませんよね......。はて、お客さんを持っていない私は今から何をすればいいのだろう。早く家に帰って、旅行の準備をして、さっさと新幹線に飛び乗りたいのだが、いけないですか。暇。やることがない。指示を仰ごうにも先輩が誰もいないので、どうするべきか自分で考えなければいけないのだけれど。できることとしたらせいぜい書庫の整理か、過去の資料を見直すぐらいだろう。新規のお客様を探そうとしても、またあいつに説教を食らうから、嫌なんだよな。もう、帰ってもいいですか?早く帰った分、給料を削減してもらっても一向に構わない。この無為な時間を過ごすのがたまらなく苦痛。やることが無い人間に給料を払うぐらいだったら、早く帰ってもらい、支払う給料を削減したほうが会社としても嬉しいと思うのですが。暇。帰ってもいいですか? 

 

 

 

頭が破裂しそうだった。昨日は夜更かしをしないで早く寝たのに、負荷のかかるような仕事をしていないはずなのに、破裂しそうなほどに頭が痛む。東京の気圧を調べてみたら「大警戒」と明滅しており、そういえば先ほど小雪が舞っていたな、あのせいで頭痛が発症してしまったのではないかと推測してみた。頭痛薬を飲んでもちっとも治まらない頭痛。試しに肩をぐりぐりと解してみたらとても硬くなっており、これでは体調が悪くなってしまうのも頷けると納得。しかし、原因が分かっても痛みを取り除く適切な処置(リラックスした心と身体でお風呂にゆっくりと浸かる、面白い本を読むなど)を施せないので、痛みは治まらないまま、痛みが引いたり、また戻ってきたりを繰り返している。どうか、明日の朝までにはこの頭の痛みが治っていますように。せっかく地元に帰って星野源のライブを楽しむっていうのに、頭が痛かったら存分に味わえないじゃないかよ。

 

 

定時ちょい過ぎで会社を出て、マッハで家に帰りマッハでご飯を食べてマッハで家を出た。マッハで最寄駅から電車に乗り、マッハで東京駅に着いて、マッハでお土産を購入して(ねんりん家のバームクーヘン)、マッハで新幹線に飛び乗った。大音量で星野源を聴きながらネットをだらだら眺めているのほんと幸せ。ど平日に実家に帰るだなんて、たぶん初めではないだろうか。すごくワクワクしている。明日は星野源のライブだし、明後日は先輩の家に遊びに行くし、今とても心が落ち着いている。幸せとはまさにこういう事を言うのだろうな。出来ればこのまま、新幹線が目的地に着く事なく、えんえんと同じ時間を繰り返し続ければいいのにな。最近のお気に入りの音楽は星野源の「エピソード」。明日は「POP VIRUS」のツアーなんだから「POP VIRUS」を聴いた方が良いに決まっているのに、今はどうにもこうにも「エピソード」の気分なのだ。なんで今までこのアルバムを聴いてこなかったんだろう、と思うぐらいに私の心と直結してどくどくどくと「エピソード」の曲たちが注ぎ込まれていく時間が幸せである。幸せな時間も、ときどきちくっとくる言葉も、全てをひっくるめて人生だろう。今日のこの時間がいつまでもいつまでも続きますように。

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