眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

「The Cheserasera 2018 冬の煌星 ワンマンツアー」@新代田FEVER 感想(2019.1.12)

酷く寒い日に、The Cheseraseraのライブを観に行った。場所はライブハウスの中でも特にお気に入りのFEVERで、今年初めてのライブだった。

 

 

The Cheseraseraは最近のバンドの中では珍しく、飛び道具なんてものは一切使わず、愚直なまでに自分たちの思いを全面にに詰め込んだ楽曲だけで勝負をしているバンドである。メロディはもちろん、詩にとてつもなく感情が詰まっていて、聴くたびに苦しくなるし、そっと背中を押されている気分になる。そのような詩を書き続けているVoの宍戸はこの10年間で沢山の思いを抱きながらバンドをやってきて、それは楽しいことばかりではなかっただろう、ということは今まで見てきたライブや音源からもひしひしと伝わってくるが、今まで自分たちのやりたい音楽を捻じ曲げずにやってきてFEVERをSOLD OUTさせることが出来て本当によかったと思う。自分たちの選んだ音楽は間違っていなかった、とライブ中のMCを聴いたらうるっときた。MCで派手なことをすることもなく、日常のさりげない出来事を話したり、宍戸がオジサンギャグを言うのにはまっているとか(OK牧場とか)、特別なことをしているわけではないけれど、このバンドを見ているととても愛おしい気分になれる。メンバーの人柄もあるだろうし、何よりも彼らの音楽が信じられるのだ。虚飾のないまっすぐな音楽は、普段は淀んでいて外部の音が入りづらい心の奥底まで潜ってきてくれて、優しくでも強く心をゆさぶってくれる。そんな音楽をずっと聴いていたいと思うし、そんな音楽を今まで続けてきてくれたThe Cheseraseraが今のバンドシーンにいてくれることがすごく頼もしいし、これからも応援していきたないと思えるのだ。

 

 

ライブのほうも頗る最高だった。満員御礼、ということで人がぎっしりと詰め込まれている箱の中にいるのはあまり得意なほうではないけれど、そんなことを忘れさせてくれるほどに、彼らの音楽に夢中になっていた。ファンのリクエスト中心のライブ、ということで普段のライブでは聴くことが出来ないようなレア曲を演奏してくれて、終始にやにやしてしまった。「知っている曲と知らない曲で、反応変わりすぎ」と宍戸は言っていたが、The Cheseraseraのライブではあまり感情を表に出さず、心で縦横無尽に踊り狂うことが多い。腕を上げることよりも、興奮をそっと包み込んで離したくないのだ。だから自然と棒立ちになることが多いが、決してつまらないわけではない。ものすごく興奮しているときはその感情が零れてしまわないよう、そっと自分の中だけでいてほしい気持ちが強いのだ。結局何が言いたいのかと言うと、The Cheseraseraのライブは最高だということ。ダブルアンコールまでしてくれて嬉しかったし、次のワンマンツアーのファイナルであるWWWもSOLD OUTさせてやる、というメンバーの思いが無事に叶うといいな、もっとThe Cheseraseraが世間に広まっていけばいいのにな、と思った夜でした。勿論、WWWのチケットは買って帰りました。あとは、Daisy Barのチケットが取れればいいんですけれど、どれぐらいの争奪戦になることやら。でも、東京に住んでいるとバンドのアルバムツアーの初日と最終日を観れるチャンスがあるので、とてもラッキーな気分になれるのでした。取りあえずは、無事に新しいアルバムが完成して、それを聴ける日が一日でも早く来てくれることを楽しみにしています。

 

 

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