眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

マッチングアプリ1「始まらない」

マッチングアップで現在、7名の方とマッチングをしている。しかし、こちらからメッセージを送って、返信が来たのが3名。うち、2名とは一度メッセージのやり取りをしただけで、何の進展もない。一向に、恋愛が始まる気配がない。初めのうちはこういうものなのか。それとも、メッセージのやり取りで、相手の地雷を踏んでしまったのか。

 

 

メッセージを交わした3名は三者三様、趣味も違えば休日の過ごし方も違う。休日は一日中家でのんびりしている人もいれば、アクティブに動いている人もいる。今の所、彼女らとは何の進展もないが、「人間っていろいろいるんだな」ということが分かっただけでも、少しは人間として進歩したんじゃないか。旅行という共通の趣味で少し話して、日本にそんな素敵な場所があったのかと勉強になったし、少しでも自分の世界が広がった気がする。

 

 

恋愛なんて大それたものに取り組む前に、私は人間に興味を持った方が良さそうだ。職場で顔を合わせる人間の住まいや家族構成、趣味などは最近まで知らなかったし、知ったところで「そうなんだ」という感情しか湧かず、そこから話を発展させるような真似をしてこなかった。他人がどうこうどうこうした、だからなんなんだ?という冷めた自分が自分の中で鎮座していて、他人に興味を持とうとしてこなかった。そんな人間になってしまったのは、必要以上に他人とコミュニケーションを取ることで、人との接触を最小限にしていたときに比べて人との交流で受ける心のダメージは格段に大きくなるし、そんなことで少ない体力を使うより、自分の趣味にその体力を注ぎ込んだ方が効率的だと考えていた。それはそれで合っているのかもしれないけれど、あとで振り返ってみたとき、「寂しい人生を送ったな」と後悔してしまうような気がする。人と関わったら自分を痛めつけてしまうと決めつけて、勝手に他人との間にバリアを張っていた。でも、そういう風にしたほうが、最後に自分を寂しくさせるような気がしてきた。

 

 

ここ数年は普通の会話というものをサボってきたせいで、彼女らの何気ない質問に対してどのように答えるのが正解なのか分からない。「正解」なんて小難しく考えず、どうすれば楽しい会話が出来るのかとワクワクしたほうがいいとは分かっている。しかし、せっかくお金を払ったのだから、それに見合った対価が欲しい、という欲望は私の前途を邪魔するのだろうか。

 

 

今はとにかく気になった女性を見つけたら、自分から積極的にメッセージを送り、少しでもチャンスを増やすように努めるべき。しかし、昨日は軽く夜更かししてまでマッチングアプリと格闘し、心身が疲弊してしまったせいで、既にマッチングアプリに飽きてしまっている自分がいる。まだ初めて一日目、これからいろいろな出会いがあるさ。と自分に言い聞かせる。