眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

いつまでも一人だと思っていたよ

一人だと思っていた、思い込んでいたのは自分だった。はなから周りの人とコミュニケーションを取らなければ摩擦は起きないで嫌な思いをすることはないだろう。それがプライベートなら別にいい。そういう生き方もあるだろう。しかし、仕事上においてそれは傲慢を意味する。客観的に見て、自分がどのような人間であるかを少しでも考えたことがあるか。おそらく、社交性に乏しい、残念な新人だと先輩方に思われてるはずだ。経理職ではそれでもまかり通ったかもしれない(実際はうまくいってなかった気がする)。しかし、営業職で人とコミュニケーションを取らないで仕事を進めていこうだなんて、そんな甘っちょろい考えは通用しない。いかに周りの人から情報を吸収するか。いかにお客様からニーズを聞き出すか。人と対話すること、これが営業という仕事の根幹的なものである。今私がしているのは営業というよりも、たんなる事務作業の繰り返しである。そんなのを続けていて、どうして成長できると思った?客先に先輩についていくでなしに、さっさと一人でお客様と対話しないかい。先輩についてまわっていると、いつまでたっても当事者意識が芽生えてこない。「先輩がどうせやってくれるから」と甘えたことを考えてしまう。楽なほうへ、楽なほうへ流れていってしまう。しかし、一人でお客様と対峙することになったら、少しも失敗は許されない。失言を犯してしまっても、だれもその状況から私を救ってくれる人はいない。そういった環境に早く慣れたほうがいい。

 

 

もうそろそろ30だというのに、この状況はさすがにまずいだろう。先輩も私に早く独り立ちしてほしいと願っている。しかし、上司がなかなかゴーサインを出してくれない。日頃の私のぽんこつぶりを見て、まだ一人で客先に出すのは危なっかしい、と思っているのだろう。ならば、「〇〇が一人でお客様のところに行って商談をしても、不安がない」と上司の思ってもらえるよう、日頃からそういったことができるような仕事ぶりを見せつけるしかない。しかし、人と話すことが苦手な私だ。一朝一夕でそれができるようになるわけではない。どんなに些細なことであっても真剣に取り組み、どんなことに対しても興味を持つこと。疑問があったらそのままにしておかず、とことん追求すること。そんなことを一日一日、こつこつと積み重ねていくしかない。それは途方もないことに思えるかもしれないけれど、そんな地道なことを少しずつでもやっていくしかないんです。急がば回れ。どんなに焦ってもしょうがないので、毎日少しずつ成長していけるような仕事を積み重ねていきます。以上です。