眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

131日目「生き延びるための歌」

いつまでたってもスタート地点に立っているきぶん。私はいつになったら走り出せるのだろうか、いつになったら充実感を得ることができるのだろうか。営業という仕事の特性上、マニュアルを作ったりちょうどいい勉強材料をちょうどいいタイミングで用意したりするのは容易ではないということは重々承知しております。しかしなあ、今のこの状況はいけないと思うんですよね。幾度となく思い続けてきた不満を今日も変わらずに体を蝕んだこと、それをどうせまた明日も体験してしまうという諦観。こんな日々を繰り返していたら、心がやられてしまう。ろくに仕事もできないままに新入りが下からぽこっとやってきてさ、それで私はどうしていけばいいんですか?私が悪うございましたか、努力が全然足りんかったですかね?毎日ごりごり残業をして、身も心も会社、先輩に捧げることが新入りの大切な仕事だったんですかね?ねえ、誰か答えを教えてよ。私がどうすればよかったのか、これからどうしていけばよかったのか教えてくれよ。このままだと私、本当にどうにかなってしまいそうだから。

 

 

こんな不安定な私を支えてくれているのは、音楽という鎮痛剤です。荒みきった心をふんわりと包み、言葉ではうまく表現できないような気持ちにさせてくれるのはいつも音楽でした。何もしていない時に音楽を耳に突っ込んでいないと不安で、常にイヤホンを耳に差し込んで生きてきた。そうすることで外部の不快な世界に介入されることはなくなる。他人のどうでもいい話をじゃぶじゃぶ頭に注ぎ込まれるぐらいなら、いっそずっと耳にイヤホンを差し込んでいたい。ああ、ノイズキャンセリングよありがとう。あなたのおかげで密封性がより強固になって、私は音楽の世界にどっぷりと浸かれるのです。今日もたくさんの嫌なことがあったし、その嫌なことを忘れさせてくれるのが大好きな音楽である。先週からずっとクリープハイプを聴いている。今日のライブのためにたくさん聴いてきた。今回出したアルバムは彼らが今まで出してきたアルバムとは少し毛色が違って、より一層優しさに溢れている。その世界観に浸っていると、隣の知らない人にも優しくできるような気持ちになれる。ふんわりとした気分でいつまでもいたいな。ふんわりとした気分でいつまでもいたいね。

 

 

いい加減、いい加減な日々にピリオドを打たねばと躍起になっている自分に気づいてハッとする。周りから「お前は恵まれている」と言われても、自分ではそう思えないから苦しいんです。今のこの状況が恵まれているなんて到底思えません。会社に飼い殺しされている気分がする。少なくない時間を研修という名ばかり空洞タイムで新入社員を拘束し、この会社でしか生きていけないような人間にしているとしか思えないぐらい、会社に対しての疑心暗鬼がとまらない。言っていることとやっていることに大きな乖離が生まれているというのに、誰も変えようとしないで仕事をやった気になっているのはおかしいとなんで誰も言い出さないんですか?私がまだ会社に染まりきっていないから、そんなくだらない事を考えてしまうんですか?新入りは黙って先輩に言われた事を黙々とやる、下手に口答えはしてはいけないってことですか?今勤めている会社しか会社のことが分からないから、正常がなんなのか分からない。寧ろ、こんな微温湯に新入りを浸からせておくことは恵まれているという証なんでしょうか。そんなものいらねえ。一刻も早く、仕事をしてて脳汁をどばどばと放出させたいんだよ、本音を言えば。プライベートだけで自分の人生の満足度を上げるのは限りがあるから、仕事でもどばどば気持ちよくなりたいんすよ。こんなことを考えてしまうのは、私が甘っちょろい考えをもったへなちょこな人間だからですか?何回こんなくだらない問答を繰り返さなければいけないんだ?

 

 

くだらない会議は人を徐々に殺していく。毎月開かれる会議は同じことをただただ悩み、打開策が曖昧なまま終わってしまう。それを何ヶ月も繰り返すんだぜ、本当に頭がおかしくなりそうだ。そんなことを繰り返して「働きかた改革」をしているだって?冗談も休み休み言って欲しい。

 

 

来年の今頃、私は......という空想をしたがるのは、現状の自分が可哀想で可哀想で仕方ないから。私は私のことがとても好きだから、たっぷりと甘やかしてしまう。早く結婚した方が後々楽になるってことも、ライブを我慢して貯金した方が後々自分を救うってことも分かっているからだ。今楽しまなくてどうするんだ。どうせ明日死んでしまうから、今日今まで生きてきた中で一番楽しい一日を送ってやる、という気概で生きないと人生が勿体無いよ。毎日そんなことをやっていたら体が持たないから、あまり自分に負荷を掛けない程度に楽しんでいるけど、それをたくさん繰り返してきた今、私は自分の人生にあまり後悔はしていない。やるべき時にやるべきことをやってきたつもりだ。明日死んでしまうとしても、思い残すことはあまりないだろう。親よりも早く消えてしまってごめんなさい、ぐらいしか思い残すことはない。私は私の人生を生ききった。これ以上何を楽しめっていうんだ。私の知らない楽しいことはこの世界にはたくさんあるんだろうけれど、既にたくさんの楽しさを堪能したから、もういいよ。ありがとう。楽しかった。

 

 

今からクリープハイプのライブで自分の力を出し切って出し切って、極限まで楽しんでやる。

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