眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

寒くて凍えそう

諸事情で埼玉に行った。

 

今週の月曜日から寒さがぎゅっと強くなったが、知らないふりをし続けてきた。今日はダメだった。ライブ後の疲れと空腹と軽装に、寒風が冷徹に染みた。

 

普段は訪れないような場所で、寒さに震えているとこの世界で味方が誰もいない気分になってくる。周りの人々には帰る家があって、そこには熱々の晩御飯が待っているはずだ。私は東京の家に帰っても誰もいない。堆高く積み上げられた本と、おっきなテレビがどんと置かれているだけの素っ気ない家で、寒さに震えながら夜を過ごす。今の家で暖房をつけたことは一度もないから、暖房をつけることに抵抗がある。冷房の時はちゃんと稼働したのだから、フィルターをしっかりと掃除し、さっさと暖房をつけて暖かい気持ちになればいい。なのに、なぜに私はこんなにも頑固なのだろうか。

 

一人に慣れすぎて、誰かと楽しそうに話している自分の姿をうまく想像することができない。一人でいることが当たり前になってしまうと、一人でいることが孤独ではなくなり、単なる日常になる。一人は寂しいという人はいるけれど、私は寂しいとは思わない。自分のしたいことを好きなだけできるので、一人でいることは楽しい。しょうもない人間関係を続けて心を苦しめているのなら、そんなもの思い切って脱ぎ捨ててしまえばいい。人生はあっという間に過ぎ去ってしまう。気付いたら、手遅れになっている。私はたくさんの手遅れを体験してきたから、これ以上後悔を増やさないため、自分のしたいことは優先的に行なっている。いつ死んでしまうかわからないし、それができなくなるかは分からないから。やりたい、と思った時にやるようにしている。それでもどうしても零してしまうことはある。後悔は尽きない。後悔さえも楽しめるようになれればいいんだけれど。

 

寒さに浴びてしまい、頭が痛い。早く家に帰りたい。家に帰って、一人で温かい味噌汁を飲みながら、バラエティでも見て虚しい笑い声でもあげよう。三連休の1日目は睡眠とちょこっとの読書、そしてライブで終わった。本格的に休日を満喫するのは明日から。極端な夜更かしは控えます。

 

イデアの影-The shadow of Ideas (中公文庫)

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