眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

125日目「それでも、生きていく」

【仕事において、現時点で私がしなければいけないこと】

 

①社内での仕事の進め方を覚える

 

②技術的な知識を身につける

 

③先輩社員とスムーズにコミュニケーションがとれるようにする

 

④客先に対する対応の仕方を覚える

 


これ以外にもしなければいけないことはたくさんあるけれど、重要なものを4つ挙げました。このなかでの優先順位を付けるなら

 

①>②>③>④

 

です。実は③を徹底的に磨けば仕事が今までよりもやりやすくなるとは思うんですけれど、コミュニケーションがへたっぴな私は、他者があまり介入してこない①と②を徹底的に極める必要があります。営業をやりたくないという気持ちがあまりにも先走ってしまったため、②を殆どしてきませんでした。どうせ他の部署に移ったり転職してしまうのならば技術的なことは必要ないんだから、その場しのぎでやっていけばいいと思っていました。しかし、どうせ営業に配属されてしまったのだから、必死になって自分の出来るところまでやって、必死になって必死になって、それでも駄目そうだったら諦めればいいのではないか、と思っております。努力もしないで、ただただ「営業なんてやりたくないよ~」と嘆いているのはかっこ悪いな、そんな姿勢じゃ他の仕事もうまくいくはずねえだろ、と自分の甘さが嫌になってしまったのです。

 

 

仕事をしていく上で、技術的なことが分からないと社内の技術系の人とまともに話すことが出来ませんし、自分が売ろうとしているものの本質を理解していなければお客さんと駆け引きなんてできっこないのです。技術的な知識をベースに仕事を始めない限り、いつまでたっても同じところをぐるぐる回っているだけになってしまう。そんなんじゃ仕事が出来るようになるわけがないだろ。あとは、本当に下らないなと思ってしまうときもあるけれど、社内の慣習に従って仕事をしていくことはとても大切で、変に逆らって無駄な軋轢を生じさせてしまうなんてもってのほか、こちらの溜飲を無理やりにでも下げてしまったほうがやりやすいんです。それが当たり前だと思い込ませるんです。無駄だな、本当に無駄な行程だな、と思ってしまうようなことでもやるしかないんです。やってしくしか、ないんです。そんなくだらないことを続けて、続けて、続けて、サラリーマンというものは給与というものを貰っているんでしょう。自分の信念をすり減らしてすり減らしてすり減らして、自分が心から思っていたことが分からなくなってしまうまで部族の慣習に染まりきってしまうことが、会社という下らない組織で生き抜いていくには大事なんです。本当は、反吐をおもいっきり吐き出してしまいたいくらいなんです。それでも、起業して自分で会社を運営していくほどマッチョな人間ではないんで、首輪を付けられた犬のように、自分を殺して粛々と働いていくしかないんです。悲しいかな、学生の頃に努力をしてこなかったからこんな状況に陥っているんで、しょうがないっちゃしょうがないことなんです。ほんと、なんであの時あんなのほほんとしていたんだろう、ばかちんが。今となっては喉から手が出るほど欲しい時間を、私はひたすら自分の愉悦に費やしていました。まあ、あの時間の使い方に関して後悔はしていませんけど。そもそも、どういった風に時間を過ごすことが正解だったのか、今となっても分からないし、今の自分が「こんな感じに時間を過ごしてくれないか」と懇願したところで、聞く耳は持たないだろう。あの頃も今も、私は頑固だから。

 

 

業務の途中で、思い出したかのように手と足の爪を切り始める上司が職場に点在している。ここはあなたたちの家なのか。業務中に爪を切るという行為も仕事のうちなのか。客先に会うとき、手の爪が伸びているとみっともないから、業務時間内に爪を切っているのか。私は極度の神経質な人間であるから、上司のそういった行為を見てしまうと醜い考えが頭に浮かんできてしまう。必死に目の前の業務に集中して、どす黒い考えを消すように努める。それでも、もやもやとした黒い感情はなかなか消えてくれない。それと、携帯電話の操作音はオフにしておいてくれないか。オンにしておく意味が分からない。ぴこぴこぴこぴこ、ふざけた音が気になってしょうがない。そして、なぜこんなにも私が神経質な人間意なってしまったのか、それが一番分からない。神経質な性格から抜け出す方法も分からない。ほどほど鈍感な人間になりたい。中途半端なこだわりは捨てたいものです。

 

 

久しぶりに一日ほったらかしを食らいました。一日放置されることが分かっていたなら、朝にあんな気分になる必要は無かったのに。一日、どうしていればよかったのか分からりませんでした。どうしていればよかったんでしょうか。どうしていればよかったんだ?先輩方は自分の仕事で夢中になっているか外出していて、どうすればいいのか殆ど聞くことはできませんでした。かろうじて聞いたら「今日は特に無いかな」とのことでした。一日暇だったなら「ラッキー」と思いたいものですが、ただただ虚しい気持ちが身体の表面を覆っていて、うまく動くことができませんでした。放置されたとき、何をするのが正解なんですか?やることがないときはどんな顔をしていればいいんですか?もう帰ってもいいですか?もう帰ってもいいですよね?何もしていないときのほうがある程度の仕事をしているときよりも疲れるんだよ。放置されている、という被害者意識的な考え方がそもそもおかしいのか?先輩から仕事を奪っていくほどの気概があればよかったんですか。なーんでこんなしょうもない気持ちに浸っているんだろう。次、次。次に行こう。明日も、たぶん仕事はなさそうな気がしてます。一人で勝手にしていられる仕事があればなあ。そんな便利な仕事が経理にいた頃ちょこちょことありまして、暇なときをできるかぎり作らないようにできてたんです。でも、現時点ではそういった芸当はできそうになさそうです。はあ、先週の段取りの悪い忙しさの半分でも今週に持ってこれたらなあ。今日は定時に上がりたいな、と思っていたんですけれど、新しきものが先輩に仕事を任されていて、帰りづらいことこのうえない。もう、なんでこんな早い段階からしょうもない板ばさみの状態に陥らなければいけないんでしょうか。被害者意識が強すぎるとは自覚してます。でも、こんな環境に身を浸していたら、否が応にも卑屈な考え方をしちゃいますよ。誰からも構われずに、そっと一人で会社を出ることがこんなにも虚しいことだなんて、学生だった頃は考えもしなかったし、今だってできれば味わいたくないんだよ。

 

 

会社を出る前によく仕事を振ってくださる先輩が駆けてきたので(どうしたんだろう)とぼけーっとしていたら、「営業なんだから、ちゃんとネクタイを締めないとダメだろう」と至極正論を吐かれました。そうでしょう、営業じゃなくてもネクタイをしているのであればきちんと締めなくてはいけません。そんなの、分かっているに決まってます。じゃあなんでネクタイを緩めているのかって?それは首が非常に敏感なもので、ネクタイをぎゅっと締めているとその締め付けられている感覚で窒息しそうで苦しいんです。思えば、小さいころから肌が敏感な人間でした。小学生に上がる前なんて、靴下を履くことができず、上履きを履かないでそこらへんをうろうろ歩いていたものですから、しょっちゅう画鋲を踏んづけていました。あと、その頃から首回りが敏感で、ポロシャツしか着れませんでした。そのあとはTシャツしか着れない時期があり、今はVネックの代物をつけていないとむずがゆくて苦しくて、正常に心を保つことが出来ないんです。なんでこんな敏感な人間なんでしょうか。気にし過ぎなのでしょうか。それとも知らず知らずのうちに抱え込んでしまっているストレスのせいなのでしょうか。原因が分からず、対処法もよく分からないままここまでやってきました、しかし、ここで壁にぶつかりました。いつかは誰かに指定されるだろうと少し身構えていました。来ました、ようやく、今日。でもな、ぎゅっとネクタイを締めてしまうと本当に他の事に心を割くことが出来なくなってしまうんですよ。なので、久しぶりにジムで泳いでから、そこらへんのスーツショップをうろうろしてました。首回りがゆったりしているものがないか探していたんですけど、そんなもの存在しませんでした。そりゃそうでしょう、首回りがゆったりしていたらビジネスの場面で決まりませんから。もう私はスーツを着ることはできないんだ。営業を辞めよう。Vネックで一日過ごしていても、誰からも咎められないような職業に就こう。もう小説家になりたい。と、どうでもいいことを考えて、それでも試着を繰り返して、なんとか2Lのスタンダードに落ち着きました。3着で14,000円が吹き飛びました。はあ、ライブなんて行っている場合じゃないです。こういったぶぶんでお金を使ったほうが自分のためになるんでしょう。明日、首回りで苦しみませんように。

 

 

すごくもどかしくて切ない気持ちになってしまったので、迷うことなくBase Ball Bearの「気付いてほしい」を聴いた。

 

気付いてほしい

気付いてほしい

  • provided courtesy of iTunes

 

「気付いてほしい」と繰り返し歌い続けるこの言葉、この感情が今の私を代弁していた。誰からも必要とされていないように思える夜、どこにこのやりきれない気持ちを置けばいいのか分からない。そんなとき、いつもこの曲を聴いていた。決して彼らの曲の中では目立つ部類の曲ではないけれど、昔から大事に大事に聴いてきた。今日、すごくひさしぶりに聴いたらとても落ち着いた。そうなんだよ、誰かに気付いてほしいだけなのに。そんな気持ちを誰しもが抱えていて、それぞれがそれぞれの方法で解決しているんでしょう。会社に味方がいない(と思っている)私には、とても心強い歌です。ずっと、この暖かい空間で揺蕩っていたいな。

 

 

明日も会社に行きます。

 

7,553歩