眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

「震えるくらいに愛しい日々よ」

軽くべろんべろんになって、夜の街を歩いていた。自分の今までの生き方をちょこっと考えてみた。普段はあまり考えないことだけれど、酔っぱらって頭のねじが緩んだから考えてみようと思った。実はすごく恵まれていることに気付いた。誰かにすごく感謝、なんていうと嘘っぽく聞こえてしまうからそのような表現はしない。でも、攻撃的な人間が自分の周りにはあまりいないこと、むしろ人の気持ちを進んで考えられるような人が傍にいてくれること。いやだいやだ、とごねていた人間関係。自分から一方的に遠ざけていただけで、実はそんな毛嫌いしなくてもよかったんだ。同じ会社で働く仲間だろう、なんて気持ち悪い表現はしないけれど、せめて一緒に過ごす時間が多いんだから、波風立たないように、むしろ気持ちいい人間関係を築いたほうが生きるのがぐんと楽になる。一朝一夕で自分の言動を変えられるわけではないけど、徐々に、徐々に。他人の事を信頼できるような大人になっていきたいし、なる。

 

 

 

プライベートがとても充実していることに、残業をして気づかされた。仕事のある日は19時前に帰ることが殆どで、ささっとごはんと日常の些事を片づけたら、24時までは自分の時間。たんまりため込んだ本やアニメ、韓国ドラマを満喫するってすごく幸せ。それが当たり前、生きていたら働いていたら享受できて当たり前のことだと思っていた。残業して、遅い時間まで残業して、ご飯とお風呂で精一杯で自分の時間がなくて寝た日は寂しかった。一人でいることを考えさせられる、寂しい日になってしまった。普段は趣味に没頭することでぼやけている一人の寂しさに、そういう日には否応なしに向き合わされる。それがたまらなく苦しかった。今まで自分、とてもプライベートが充実していたじゃん。プライベート充だったんだ。

 

 

 

あとは、そうだなあ、もうすこし働くのを頑張ろうと思った。仕事が終わって家に帰ると、ひたすらに趣味に没頭して、仕事の事なんて考えたくなかったし考えないようにつとめた。しかし、仕事が終わった後に本当の仕事が始まる。その時間にいかに仕事に関することを勉強するかで、普段の働き方が変わってくる。機械的に済ませていた作業にだって深い意味があって、それを意識しながら仕事をしていると仕事が面白くなる。面白いとより深く仕事の事を知りたい、となり隙間時間でも自発的に勉強をするようになり、ますます仕事をするのが楽しくなるはず。他人から与えられた楽しさなんかより、自分で見つけた楽しさのほうが数千倍は楽しめる。今は、正直に告白しますと、仕事がつまらない。先輩から急に振られる仕事をとりあえず終わらせることに精一杯で、その仕事の後ろに存在している仕事の面白さを全然感じることができていない。そして、「仕事なんてつまらないから、適当に済ませておけばいい」なんて考えてしまって、自分から仕事を遠ざけてしまっている。そりゃ、面白くなるはずがない。自分から積極的に分からないことを分かるようにする努力、点と点を線で繋ぎ、線をたくさん繋いで立体を作成する。それを自由自在に操って、仕事を楽しめられるような余裕を持ちたいし、これから持てるように努力するのが私の義務。なので、徐々に、休みの時間に仕事の勉強をします。今さらかよ、遅いよ、と思っている自分がいます。しかし、思い立ったが吉日。やるタイミングはいつだって今。遅いとか早いとか、そんなくだらないことは考えていないで、いまやるんだよ。