眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

世界を暗転させて、颯爽と合間を駆け抜けたい

会社の飲み会で上司に奢ってもらったとき、翌日にお礼を言わないといけない唾棄すべき慣習が私の勤めている会社に存在する。他の会社でもそういう慣習が一般的なのかは分からない。正直、そんな下らないことを気にするような上司に対しては......略。ネットで調べていたら、メールで飲み会での思い出を交えてお礼を伝えましょう、そうすれば上司は喜ぶでしょうと書いてあった。本当、くだらないね。昨日のうちにきちんとご馳走していただいたお礼を言っているのに、次の日もわざわざお礼を言うなんてくどくないか。と思い、特に何も言わなかったら、「飲みでご馳走になったら、次の日にちゃんとお礼を言うんだぞ」と先輩に窘められたことが最近あった。ので、先日の飲み会のお礼を上司に言ったら、「昨日のことを蒸し返すんじゃねえ」と怒られた。えっ、そんなしょうもないことで怒ってしまうのですか。人それぞれですな。人それぞれなんだろう。いちいちそんな下らないことを記憶するのは面倒だし、しかしなあ、そんな言い方はないだろう。そうやって自分の価値を貶めている事に関しては無関心なんだ。

 

 

冷凍庫が新しきものの教育係になって張り切っているのを見てて、「そんなに早口で専門用語を矢継ぎ早に言われても、新しきものはおそらく理解できていないだろう。そんな詳細に説明するよりも、ざっくばらんに説明したほうがいい」とど素人の私が思いました。新しきものも、冷凍庫の説明に苦笑で「「ええ、ええ」」」となんとか愛想笑いで誤魔化していた。自分はいろんなことを知っている、その事実は結構なことです。どうぞ、誇りに持ってください。しかし、それをまだいろはも分かっていない人に対して説明するときには、相手の対場に立ってみるのも大切なんじゃないですかね、先輩。

 

 

この会社にいると、というか働いているともとからそこまでよくなかった性格がどんどん悪くなっている気がする。しょうもないことが頻繁に起きるし、しょうもない人間の言動にイライラしてしまう自分がいる。ほんと、くだらない物事のために自分を犠牲にしてしまうのは、悲しいことだよ。ねえ、先輩。

 

 

先輩に任された業務を黙々とこなしているとき、熟練さんが金言を授けてくれた。「ビビッているのは相手がどのようなことを言ってくるのか分からない証拠。無駄に想像してしまって焦っている証拠。ある程度相手の言おうとしていることを予想出来たら、そんなにビビらなくなるよ。それに、あの人たち、さして大したこと言っていないから。」確かに、確かにそうなんですよね。腹立つ人間の口から発せられた言葉だから不必要に重く受け止めてしまっているけれど、冷静に思い返してみるとそんなに大したことは言ってなかった。そして、苦手だと思っている先輩の言動のパターンも大体分かってきたんで。ある程度相手の出方を予想しておけば、不必要にあいつを恐れなくてもいいんですよ。まだまだ仕事を理解していない人間に対して「なーんでそんなのも理解できないの」という、相手を見下し、自分はできるんだぞ、というしょうもないワンパターンな人間じゃないですか。恐れるに足らず。そもそも、社会人になって、未だに学歴をひけらかし、相手の学歴を貶めるような言動を取っているところで、お里がしれてしまいますね。注意してくださいね、先輩。

 

 

残業なんてするもんじゃない。本当に、あんなものを自分の命を削ってまでしなくていい。逃げろ。逃げろ。不当な扱いを受けていると思ったら、すぐに逃げろ。人生そんなに長くない。自分が思っているよりも早く死ぬ。したいことはしたいと思った時にしておけ。と、自分に戒めておきます。