眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

新しい道

彼女と別れました。

 

およそ5年ほど付き合っていた彼女は、私にとって初めての恋人でした。大学のサークルの先輩後輩の関係から、自分が勇気を奮って告白して、彼氏彼女の関係になりました。

 

社会人になってからもなんとか関係を続けていたんですけれど、会えるのが週に一回あればいいほうで、ひどいときは一か月に一回の時がありました。

 

最近は彼女に対して恋愛感情というものがなくなってしまい、趣味を同じくする同士、みたいな感じになっていました。そのように私が思っているのを彼女も私に対して感じていたそうです。

 

ここ一年ぐらいはだらだらと付き合っていました。恋人らしいこともしないで、ただ繋がっている糸をそのままにしている、という状態が続いていました。

 

こんな中途半端な状態はダメだ、これからも付き合っていくのならそれ相応の付き合いをしたほうがいいし、それができないんだったら別れたほうがいいと思っていました。しかし、それを実際に行動に移すことができず、時間だけが過ぎていきました。

 

昨日、彼女が泊まりに来ていました。しかし、恋人らしいことなど一切せず、ただスマホばかりを見ている彼女に対して苛立ちをおぼえ、つい今まで思っていたことをぶつけました。私は彼女が泣くのが嫌だったのでできれば泣かないでいてほしいな、と思っていましたが、泣くことはなく「私も同棲を止めてからずっと同じことを考えていたよ」という返答が返ってきました。

 

それからだらだらと話し続け、このまま付き合っていても進展がなさそうなので別れましょう、ということになりました。お互い感情的になることなく、淡々と話し合いは進みました。私としては少しあっさりとしている別れに戸惑いましたが、現実はこういうものなのかもしれない。お互いが泣きながら「やっぱり別れたくないよー!!」というのはドラマの中でしか起こりえないものなのかもしれないのかなと思っていました。

 

朝になり、彼女が私の家を出ていくのを見送って、「ああ、これで彼女と会うことはおそらくないんだろうな」と感慨深くなりました。元々は同じサークルに所属していた関係、そのサークルの集まりも年に一回ぐらい地元で行われているだけなので、そこで彼女と会うことはおそらくないでしょう。また、そのサークルの人の結婚式があったとしても、たぶん私は出ることはないでしょう。

 

彼女と別れた後のことを前々から妄想していて、実際に別れてみると「こんなにもあっさりとしているんだな」というのが今の正直な感想です。時間が経つにつれて「やっぱり別れるんじゃなかった。我慢していればよかった」と思うかもしれませんが、我慢してまで付き合うのは違うのではないか、とも思っております。

 

別れてすっきりした気分で迎える昼は、無性にTHE NOVEMBERSを聴いて現実と向き合いたくなるのでした。