眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

The Fratellis JAPAN TOUR 2018 at WWW X 感想(2018.10.31)

夢が叶った。

 

 

私が本格的に洋楽を聴きだしたのは高校一年生の頃で、そのときによく聴いていたのがフラテリスだった。英語だから何言ってんのか全然分からなくても、彼らの音楽を聴いていると、何故だか心が躍った。特に1stの「Costello music」はずば抜けてかっこいいアルバムで、今の人生の洋楽の大好きなアルバムのトップテンには入るぐらいに好きだし、聴きこんだ。3年前にも来日していて、東京でライブをやっていたことは知っていた。だが、仕事と東京に全然慣れることが出来ていなかった私にとって、平日のライブはハードルが高くて、結局行けなかった。

 

 

あれからたくさんのバンドのライブを観てきたが、あの日にフラテリスを観れなかったことはとても悔しくて、なんで無理しててでも行かなかったんだろう、と自分を責めることがあった。

 

 

あれから時は過ぎ、2018年。一時は活動休止をしていたフラテリスが未だに元気に活動していて、5th「In Your Own Sweet Time」という素晴らしいアルバムを出してくれたことは嬉しかった。高校時代によく聴いていた若手のバンドが、10年後も活躍をしてくれているのはとても嬉しいことなのだ。そんでもって、とても大切なバンドが3年ぶりに来日してくれて、ライブをやってくれるなんて。

 

 

しかし、ライブはど平日。しかも、10月31日の渋谷なんて恐ろしくて、正直近づきたくなかった。でも、あのフラテリスに会える、と思ったらそんな不安は消え去ってしまって、気づいたらライブハウスでOpening ActのNewspeakを観ていた。なんとかライブに間に合った。今日は30分で残業を切り上げることができて本当によかった。

 

 

それからフラテリスが出るのを今か今かと待ち望んだ。20時40分ぐらいに「天国と地獄」が流れ、遂にメンバーが現れた。ああ、やっとあなたたちに出会えたんだ。そんな幸福な気持ちを抱えながら、「Whistle For The Choir」を聴いていると、まるでここはイギリスのライブハウスで、自分は長年この場所で暮らしてきて、仕事帰りにライブハウスに立ち寄ってライブを観ている、という妄想が頭を駆け巡った。いや、これは現実なんだ。今私の目の前にいるのは、本物のフラテリスなんだ。

 

 

そっからは満たされた気持ちでずっとステージを眺めていました。目を瞑って演奏しているジョンの姿がかっこよくて、どうしてこんなにかっこいいんですか、どういう歳の取り方をしたらそんなにかっこよくなれるんですか、と嫉妬してしまうぐらい、ジョンは輝いていた。音源とは若干アレンジを変えていたせいか、正直なところノレる曲でもノリづらかったぶぶんはありましたが、好きで何度も何度も聴いてきた曲を生で聴けるだけで胸がいっぱいになりました。

 

 

特に何度も聴いた「Costello music」の曲だと、「Whistle For The Choir」「For the Girl」「Henrietta」「Ole Black ‘n’ Blue Eyes」「Baby Fratelli」が聴いていてじんとしてしまった。「Flathead」すごく盛り上がったな、この曲のおかげでフラテリスに出会えて本当によかった。「Everybody Knows You Cried Last Night」を演奏してくれて本当にありがとうございました。この曲、すごくすごく好きで、切ないんですよね。でも、アレンジが変わっていて正直「ほ~」となってしまいました。そして、バニラズの以前の出囃子であった「Creepin Up The Backstairs」でついつい飛び跳ねてしまいました。ああ、高校生に戻った気分です。幸せです。敢えてストレートな言葉で気持ちを表現しておきたいんです。ああ、ライブに行って本当によかった。

 

 

そして、アンコールに「Chelsea Dagger」。文句なしに、最高のライブでした。

 

 

次、彼らに会えるのはいつになるのか分かりませんが、今回のライブを励みに、社会に揉まれながらなんとか生き延びて、次のライブまで絶対に生き延びてみせます。あなたたちのライブに行けて、本当に私は幸せでした。

 

 

アンコール一曲目に「In Your Own Sweet Time」のなかでも特に好きな「Laughing Gas」をアコースティックで演奏していただいて、涙ぐんでしまったのは内緒です。

 

 

 

<セットリスト> 

 

01.Whistle For The Choir
02.Impostors (Little by Little)
03.Baby Don't You Lie to Me
04.Flathead
05.Starcrossed Losers
06.For the Girl
07.Sugartown
08.Everybody Knows You Cried Last Night
09.I Am That
10.Henrietta
11.I've Been Blind
12.Creepin Up The Backstairs
13.She's Not Gone Yet But She's Leaving
14.Ole Black ‘n’ Blue Eyes
15.Stand Up Tragedy
16.We Need Medicine
17.Baby Fratelli
18.A Heady Tale

 

EN

 

19.Laughing Gas(Accoustic)
20.Chelsea Dagger
21.Runaround Sue

 

 

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