眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

平成最後のハロウィン

正確には10月31日がハロウィンの本番なのだが、今年は平日なので、その前の土日が大盛り上がりすることは分かっていた。でも、ミイラズのライブがあったから、渋谷に行かざるを得なかった。人で埋め尽くされた、あんな悍ましいところに足を踏み入れたくなかった、こんな日に。しかし、ライブがあったんだからしょうがないじゃないか。

 

昨日は日を跨がぬうちにさっさと寝てやったので、朝8時ぐらいに快適に起きた。それからはたまった韓国ドラマをひたすらに消化して、疲れたら眠る、を繰り返した。端的に行って幸せだった。一番うれしかったのは、家というバリアの中で過ごしているせいだろうか、平日はあれだけ私を苦しめていた咳が殆ど出ることがなく、久しぶりに健康人間の生活を送れたことだ。4度目の睡眠がら目覚めたらちょうどいい時間になっていたので、渋谷へ行くことにした。

 

渋谷駅へ降りると、怒号のような音とともに、夥しいほどの人が蠢いていた。これが渋谷、イベントごとがあると騒ぎたい連中が集まってきて、好き勝手やってのける、まさに無法地帯。そこは日本の法律は適用されないのではないか、と思えてくるほどに箍を外して群衆で溢れかえっていた。

 

なんとかその人間の隙間を縫ってライブハウスに到着し、3時間ほどの長尺なライブを観終えてから、またそそくさと人間の間を通り抜けて駅へ向かった。もはや人ではない何かになり果ててしまった物体がそこかしこにはびこっていて、息をするのも躊躇われてた。私が怯えていることに気付かれないよう、咳が出そうで苦しい口にチャックをして、なんとか駅へたどり着く。そこから揺られ揺られ、新宿へ。舞城王太郎の新作「私はあなたの瞳の林檎」をようやく手に入れる。私は舞城王太郎が新作を出すのだから大々的にフィーチャーされてると思っていたが、そんなことはなかった。そっと、棚の奥底にはめ込まれていた。なんでこんな扱いを受けなくてはいけないんだ。彼ほどの影響力を持っている作家が、あんなひっそりとした場所に置いておいていいはずがなかろうに。舞城王太郎の代わりにたくさん平積みされているのは、インパクトだけが強くて、内容が伴っていない駄作だった。こんなもの、本当に書店員は売りたいと思っているのか?売りたいものより、売れるものをあなたはほんとうにお客に薦めるというのか?本当にそれでいいのか?

 

私はあなたの瞳の林檎

私はあなたの瞳の林檎

 
謎の毒親 (新潮文庫 ひ 17-5)

謎の毒親 (新潮文庫 ひ 17-5)

 
なんとか生きてますッ (新潮文庫 お 104-1)

なんとか生きてますッ (新潮文庫 お 104-1)

 
イヤシノウタ (新潮文庫 よ 18-34)

イヤシノウタ (新潮文庫 よ 18-34)

 

 

 

とどうでもいいことを考えながら、先ほど観たミイラズの余韻に浸りたくて、ただただ音楽に酔いしれるながら家へ帰った。改めて聴いてみると、ミイラズかっこいいわ。12月のライブも行きたくなってきた。そこまで私は元気でやっているのか分からないけれど。

 

OPPORTUNITY

OPPORTUNITY

 

 

 

TSUTAYAで借りたクロマニヨンズの新作をこれから聴くんだ。彼らの今回のライブは、ライブハウスのチケットが取れなくて、ホールでなんとか抑えたのでそれを行く。がその日程は4月。果たして来年の春まで、私は東京で暮らしているのだろうか。分からない。

 

 

 

そしてまだ23時30分前だというのに、猛烈な眠気に襲われている。少しだけ、少しだけ仮眠を取ろう。少し元気になったら、クロマニヨンズを聴こう。そうしよう。