眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

クリープハイプ「泣きたくなるほど嬉しい日々に」を聴いた。

クリープハイプ5枚目となるアルバム「泣きたくなるほど嬉しい日々に」をフラゲして聴いた。

 

 

3枚目「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」がどうしようもないぐらいに好き過ぎて、期待値が上がっていた4枚目「世界観」で少し残念な気分になった。勿論、「世界観」は素晴らしいアルバムで、アルバム曲では「手」や「誰かが吐いた唾が キラキラ輝いてる」、「バンド」が好きだけれど、通して聴くことは3枚目に比べたらあまりなかった。なので、正直なところ、そこまで思い入れはない。

 

 

そのあとの作品「もうすぐ着くから待っててね」「イト」はそこまで好きになれなかった。なので、5枚目「泣きたくなるほど嬉しい日々に」にはそこまで期待していなかった。

 

 

19時に家に帰ってきた。仕事はそれはもう山の頂上で不毛なことを延々と繰り返すほどのことをしていたので、心はカラカラになっていた。軽く夕御飯を済ませてぼーっとしていると、19時29分に宅急便が届いた。つい調子に乗って特装版を買ってしまった。送料込みで約8,000円。私のお財布事情はなかなか緊迫しているので、この値段はなかなかに痛い。しかし、もう買ってしまったから、聴くしかない。

 

 

部屋を真っ暗にして、お気に入りのヘッドホンでWalkmanを再生した。あっという間に駆け抜けた14曲。はい、名盤でした。

 

 

序盤4曲で一気にこのアルバムに気持ちを持っていかれました大好きですありがとう。前作の最後の曲「バンド」の続きのような曲調の「蛍の光」で優しくアルバムが始まってのんびりしていたら、次の「今今ここに君とあたし」でいつものクリープハイプ節、でもどこか新しくて懐かしくて嬉しくて苦しくなった。どうしてこんなにも私の気持ちを知っているんだろう。「栞」は文句なしの名曲。いつまでもリピートして、別れがいつまでも来ないでほしいって切に願うよ。「おばけでいいからはやくきて」は無料配信されていた音源からだいぶアレンジされていてまだ慣れないけど、これからのめりこんでいくだろうな。アルバムの流れで聴く「イト」はシングルでちょろっと聴いていた時の比じゃないくらいに抜群の輝きを放っていて、「こんなにも気持ちいい曲だったんだ」と嬉しくなってしまった。そっから優しい曲多めという、私がクリープハイプに求めているものがぎゅっと凝縮されて、それがぽたぽたと零れているのを余すところなく飲み干す幸せ。感情が空回りして、どうしようもなくなってしまったときに、ふとさりげなくハンカチを渡してくれたあの子の微笑みに似たとびっきりの優しさに溢れている。たまに毒を吐くこともあるけれど、それも優しさの裏返しで、よくよく見たら思いやりに溢れていたんだな。なんだろうな、このアルバムは。いつまででも聴いていたい。いつまでも一緒にいたい。アルバムを聴き終えたときの、すっと肩の荷が下り、「明日もそんなに面白くない一日かもしれないけれど、まあやっていくか」と思えたこの気持ちを私は忘れないからね。今のところ、「今今ここに君とあたし」「栞」「泣き笑い」「一生のお願い」が抜群に好きですが、他の曲も聴きこんでいくうちにどんどん好きになるんだろうなという予感、そんなことを思える幸せ。明日も「泣きたくなるほど嬉しい日々に」を聴くことができる幸せを今だけでも全力で感じたっていいだろ?

 

ライブではどんな風に曲が成長しているんだろうな。ああ、もう本当にクリープハイプを好きでいてよかったよ。これからもついていきますよろしくお願いします。

 

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