眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

63日目「ボーナスタイムは終わった。夏も終わったならばいいね」

なんとまあ平穏な時間が流れていることで、仕事をする気が全く起きなかった。もちろん、夏休み前と同じように仕事を振られることはなく、ある人はいつもと同じように自分の感情を隠すことはなく、ある人はふいに仕事を振ってきたかと思うといなくなってしまった。「ここにいては成長できない」という気持ちがより一層強くなった、「いやいやいや、自分から動かないで、他人から来るのを待っている姿勢がダメなんじゃないか」と思う人もいるだろう。その思いを何度も何度も抱き続けてきたのが、私である。一日に5回ではくだらないぐらい、「さっさと自分から動けよ」と思うけど変わらない、もうなんだかなあ、何度思っても行動しなければ何も変わらない。それはわかっている。わかっているけど。

 

来月にクレジットカードの使い込みで請求される金額が約50万円で、「お金というものは気づいたらするすると零れ落ちていくものなのだな」と痛感せざるをえない。旅行をしすぎた。それ以外にも、本当は不要だったんじゃないかと思えるような消費があって、でも今それをなかったことにすることはできないので、今できることは「とにかく無駄遣いはしない」ということだ。先ほどまでももクロのライブのために弾丸で長崎に行こうと企てていたのだが、5万円以上はかかるということが分かってしまい、そこまでして行くぐらいならライブDVDを買って、何度も何度も見返したほうがよさそうだという結論に至った。しかし、「青春ツアー」は一度も行っていないので、このラストチャンスに行きたいのだ。関東圏で4か所ほどやっていただけるので、どうにか1つでも引っかかってくれないかと思う。本当に行きたい。これが行けるならクリスマスのライブは行けなくてもいいので。どうか、私を青春に連れて行ってください。 

 

 

 

 

夏が終わってしまったかのように、ここ数日は過ごしやすい日々が続いている。「暑い暑い死んじゃうよ」とふざけ合っていたのが遠い昔に思えるように、このまま秋に突入しちゃえばいいね。あの日の約束が叶わなかったとしても、気にしないふりをしてそのまま日常をやり過ごすことができたらいいね。このままあほみたいな日々が続くと思うと、ほんとぞっとするよ。

 

 

 

 

あと少しで新しいスマホが手に入ったのに。少しぐずったせいかな。家に帰って、視野がすんごく狭くなっていって。こういうのは体がぐんと不調な証で、小中の時はよくあった。中学二年のとき、英語の授業でふいに視野が狭くなって、少しして吐き気がものすごくなった。保健室で休ませてもらったが一向に治らない。でも動けない。家でゆっくりしたい。担任の先生に車で送ってもらった。地味めの独身の先生は、大塚愛のアルバムを躊躇なく流していて、その甘ったるい、人に甘えるのが大変お上手な声が鬱陶しかった。そのときに抱いていた未来に対する希望なんてものは、とっくの昔に捨てちまったよ。

 

晩御飯を食べ終わって、眠気に身を任せていたらすとんと寝てしまった。一時間弱のそれは大変気持ちいいもので、起きた時には体に纏わりついていた疲労が少しだけストンと落ちていた。アナログフィッシュの新しい曲なんか聴いて、あと少しの今日がいい一日であったかのようにしている。それでいい。それでいい。そんな風に過ごした日々が済み重なっていけばいい。

 

明日もきっと、同じ一日。

 

5,096歩