眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

56日目「日常が始まった安心感と、前へ全然進めてない不安感」

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

休職して1ヶ月が経ち、無事に復職した。

 

産業医との話のなかで「時短勤務などはどうですか」と聞かれたが、働く時間を少なくしたところで不安感はなくならないだろうし、私は早く仕事に慣れたい、戦力になりたいので「最初からフルで大丈夫です」と答えた。

 

昨日は全然寝れなかった。一番の原因は昼までぐーすかぴーすか寝ていたことだろうが、すぐそこまで迫っている「労働」に怯えていた。不安で不安でしょうがなかったので、「どこでも誰とでも働ける」という労働の本を読んだ。すごく不安になった。仕事においてレベルの高い人がさらに高みに昇るためには、ということがつらつらと書かれてあり、不安感が倍増した。縋りつくようにあたそさんの「女を忘れるといいぞ」を読んだ。読み進めていくうちにすーっと心のなかに落ち着きが広がっていくように感じられた。無理しなくていい、自分のペースでやっていけばいい、人と比べなくていいよと言われているような気がした。そして25時ごろに消灯したが、全く眠れなかった。

 

6時半にチャットモンチーの「シャングリラ」が鳴って、一日が始まった。ご飯を掻きこんで、すぐにスーツを着るのが嫌だったので、Twitterを眺めて時間が流れるのが少しでも遅くなれと念じた。7時ちょい過ぎにスーツを着て、家を出た。からっからの晴天とは裏腹に、私の心は淀んでいた。こんなにも休んでいて、のうのうと会社に行くのが怖かった。

 

久しぶりに入った会社に対して、特に懐かしさは感じなかった。ただ「戻ってきてしまった」という思いだけが残った。自分の職場の扉を開けると、人はまばらで、直接関わりのある人はまだ誰も出勤していなかった。5分後位に隣の課の課長が来て、用意していた言葉を言おうとした。「1カ月間お休みをいただきありがとうございました。お陰様で体調も良くなりまして、今日から働けることになりました。休んでいる間はいろいろとご迷惑を......」というつもりだったが、話の途中で「おう、これからもよろしくね」と打ち切られた。よかったあ、心にもないことをつらつら言うなんて罰が当たるだろうから、こうやって空気を読んでいただけると助かります。そのあとも次々来る面々に無事挨拶を終わらせ、私にとっての最大のボトルネックが出勤してきた。前述のような口上を述べようとしたら「ああ」とだけ言って、自分の世界に戻っていった。休職する前よりも増して、その人は私に対して冷たくなってしまっていた......。

 

そのあとは事務仕事ぽつぽつと任されたきりで、気づいたらみんないなくなっていた。「あれ、もうなにもすることがないや...」結局職場は何も変わっていなかった。私が変わらなくちゃいけないってことは休職するだいぶ前からわかっていたし、休職していたころも意識していたし、今もとてもそう思うけど。心が折れそうだ、環境が人間をダメにするんだ、ガチャで爆死したんだ......と嘆きたくなった。これからどうしていけばいいんだろう。ここにいて、私は何かを身に着けられるのかな。今の会社に定年まで居るつもりはない。だから、転職するために必要な経験やスキルをみにつけたいのだ。スキルは仕事から帰った後で一人黙々とやっていけばどうにかなるぶぶんはあるだろうが、経験となると難しい。こんなにも悩んでしまうのは、私が新卒の時にあまりよく考えないで今の会社に入社すること選んだからだ。不安で不安でしょうがなくて、内定をくれたこの会社に飛びついた。けど、納得はいっていなかった。あの時、もっとじっくりと自分の将来の事を考えていれば、なんなら一年留年してもう一度就活していてもよかった。そのあとに仕事人生が何十年も待ち受けているんだから、一年や二年のロスなんて大したことないだろ。今ここで過去を悩んでもしょうがないことは分かった。現状に対して不満を持つことはしょうがない。でも、何もしないで「仕事なんてくだらねえよ」と愚痴を吐いて無駄に年を取りたくない。なら、今すべきことは自分が5年後、10年後にどうなりたいのかを必死こいて考えて、それに近づくために今何をするべきなのかをこれまた必死こいて考えて、で、地道に努力を積み重ねていくしかないんじゃないんですか?

 

定時になったら「〇〇くん、帰っていいよ」と言われた。言われなくても帰っていただろうが、「先輩、何かお手伝いできることはございませんか」という苦手な言葉を発さずに一日を終えられたから、なんとすがすがしいことか。このまま家に帰るのはもったいなし、今日は1日なんだし、映画でも観よう。ということで新宿で「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観てきました。そのまえに丸亀製麺で大盛りの釜揚げうどんを190円で食してきました。これのせいかな、映画が始まったらとてつもない眠気に襲われて、記憶がとぎれとぎれになった。気づいたら恐竜が暴れまわっており、やらかしちゃった、と思ったが、この映画はストーリはあってないようなもんで、恐竜のリアルさを堪能することに終始した。面白くはなかったけど、まあ2時間を潰すのにはよかったんじゃないんですか。
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そのあとに家に直行しようと思ったが、吉岡里帆のプレイボーイが残っていないか、本屋をちょろっと探索した。なかった。ヨーロッパ旅行に行く前にコンビニでこの本を立ち読みするんじゃなかった。そして、いいと思ったなら無理してでも近くの本屋に行って買っておくべきだった。まあ、買ったら一回見たらそうそう見返さないとは思うんですが。

 

ということで、あと30分もしたら一日が終わってしまうのがとてつもなく悲しい。いつまでも文章を書いていたい。ああ、眠れば明日が来るから寝たくないけど、寝ないと明日に支障が出てしまうから寝ないといけないのだが。今日は本をたっぷりと読みたかった。特に、こんな気分の夜は保坂和志の小説をビールをちびちびと飲みながら読み進めていきたかった。だが時すでに遅し、あと30分。あと30分なんだよ。一日が短すぎる。それがいいことなのか悪いことなのかは私にはわかりません。さて、何しようか。

 

 

 

そういえば、ELLEGARDENは落選したんで、お盆は大人しく実家に帰ります。ELLEGARDENが復活するなんて、あれはデマだったんだろうな。

 

7,949歩