眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

先輩が欲しかった

今さらの話なのだが、困ったときにきちっと指導してくれる先輩がいなかったことは働くうえでの不安要素であった。働いていて分からないことがあったとき、気軽に聞けてきちんと指導してくれる先輩はいなかった。職場にいたのは喧嘩腰の人といつも忙しそうにしてて、勇気を振り絞って聞きに行ったら「今は忙しいから」と一蹴する上司と、パワハラを撒き散らす上司しかいなかった。あとはまとわりつくように私の邪魔をしてくる後輩と、とにかく喋りまくる同期。なんだこの状況。私は一体誰に仕事を教わればよかったんだろう。そもそも教わるなんて受け身だからだめだったのか。自分から技術を盗みにいく姿勢で望まなければいけなかったのか。私は職人か。職人なんかでは、平々凡々な平社員じゃあないか。いったい、どうやって働けばいいのか、誰に教えてもらえばよかったんだろう。無為にしてしまった3年間。会社を辞めて、日本を放浪したい。いつ死ぬかも分からないこんな世界で暇をもて余しているのは非常に罪深いことだと思ったんだ、なんどもなんども。仕事って、一体、何をどうすれば正解なんだよ。正解なんてたぶんないけど、形のないみんなが持て囃すものにすがりたくなる。