眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

天才はそこかしこにいる

人生のステージでわりと重い雰囲気のところにいるとき、小説のような自分の頭のなかでひとつひとつ世界を構築していくような、手間のかかる文章を読むのは一苦労だ。なので最近はもっぱらエッセイばかり読んでいる。そうするとたまに、「この人天才だろ!」と歓喜したくなるような人に出会う。大宮エリーさんもその一人で、前々から本屋で気になっていたけれど買わなかった「生きるコント」というのKindleで買ってみて読んでいる。一文目から引き込まれてしまって、あっという間にあっという間でした。(゜ロ゜;

 

エピソードが抜群に面白いのはさることながら、読む人がぐいぐいと読んでしまう文章を書いているところに尊敬の念を感じずにはいられない。どうやったらこんなにも面白おかしな出来事に出くわすのか。そういった星のもとに生まれたのか、行動範囲が広いから母数が増えて面白いことに出くわすのか。会社と家のみ往復、家と新宿の往復ばかりを繰り返す私は面白い出来事に遭遇することが殆どないので、刺激的な本を読み漁ることによって欲求を満たすのだ。あっ、やっぱり小説が読みたくなってきた。とにもかくにも、今日はとことん本を読むぞ。

 

 

常に人よりも劣っている、嫌われていると感じてしまう。こんなわたしが存在価値を見出すために、見つけた取り柄、それは勇気、だった。ひとつの仕事でキャリアを積み重ねていくのは安心であり安全である。でも、わたしはそんなことを許される人間ではないと感じてしまい、今の自分には、到底できそうもない突拍子もない仕事を敢えて選び、ぶつかっていくのである。その痛々しい姿を、面白がってくれればいい。あいつ、アホやなあ、今度は○○をやるらしいで。無謀やなあ、でも、なんかオモロイなあ、元気でるわあ、と。わたしの人生は自虐でできているのだ。だから、肩書きに書いてある映画監督は、わたしの勇気の証である。

 

生きるコント

生きるコント