眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

ときめきはとまらない

このマンガが本当に好きだ。ラブコメと呼ぶのかしら、そういったジャンルのマンガを読んでこなかったけれど、このマンガはそのなかでも際立って優れた作品だ。巻数を重ねるごとに主人公二人のことがどんどんいとおしく思える。互いが互いを好きあっているのに、それを相手に伝えるのは恥ずかしくてなんとか相手から告白を勝ち取ろうとする。それの応酬を眺めているうちに、自分も彼らのコミュニケーションに茶々を入れたくなってくる。こんなにも分かりやすいのに本人達は自覚していない。鈍感というかのめり込みすぎているというか。

 

今回は新しいキャラクターが現れて、その子もまた全力で自分の信念を貫き通す必死な子で。そんなキャラクターをきちんと魅力的に描ききる作者の技量に舌をまくとともに、このマンガが終わったら果たしてこの作者は次にどんな物語を紡ぎだすというのか。楽しみでしょうがない。とりあえずは来年の1月に出る予定の新刊を待つとしよう。楽しかった。