眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

夏が終わった

朝起きて外に出ると夏のもわっとした空気はなくて、しんとした静けさときんとした冷たさに満ちていた。そうか、夏が終わったのか。事務仕事のせいで日中は外に出ないし、休日は家で引きこもっていることが多いせいか、「あー暑苦しい、もう頭がどうにかなってしまいそうだ」と悶えながら炎天下を歩くということをあまりしなかった。今年の夏はその茹だるような暑さに苛々することがなかったので、夏が終わってしまって呆気ない気分に包まれている。そうか、またあんなにも苛々できるのは一年後になってしまったのか。寂しいような、それでいてどこかほっとしている自分がいた。多分に秋は瞬間で終わって、長い長い地道な冬がやって来るのだろう。着込むのが嫌いだ。私はいつだって軽装でいたい。無駄なものを背負い込むぐらいなら、そんなものは捨ててしまえばいい。どうせそんなものに大した価値はないのだから。子供から大人になるにつれてたくさんのものを背負うことになるけれど、それらが自由自在に取り外し可能になったらいいのにな。無駄なものが増えすぎて、息苦しさを感じてしまう。

 

見てきた物や聞いた事 今まで 覚えた全部 でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう

THE BLUE HEARTS「情熱の薔薇」より

 

いつからこんなに難しい顔でほんとはくだらないことを議論するようになったんだろう。子供の時のような、シンプルで一直線な考え方をまたしてみたいな。まだ遅くないはず。

 

 

EAST WEST SIDE STORY

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