眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

風通しがよい会社

忌憚なく自分の考えを発言でき、それを鼻で笑うことをせずにきちんと受け止めてくれる。自分のことを適度に気に掛けてくれて、辛くなったときに素直に相談できるような先輩、後輩がいる。明日も会社のためにがんばろう、いや自分が成長するために、周りの人を喜ばせたい。そんな思いで仕事をしている「NEW GAME!!」というアニメの主人公の涼風青葉の姿を疲れきった振りをした頭でぼけっと眺めていた。こんな世界が現実に存在しているんだろうか。「今日は一緒に鍋を食べようぜ」と気軽に誘ってくれるような先輩がいたり、ちゃんと慕ってくれる後輩がいたり、ライバルのようでもあり親友のようでもある同期がいる。そんな環境がこの世界のどこかにはあるのだろうが、現時点での私の環境はそんなものとは無縁の、荒廃とした世紀末の様相を呈している。腹の探りあいのし過ぎで胃もたれを起こしそう。互いが互いを監視しあい、牽制しあって息苦しい今の環境にずっと身を委ねていたらいずれ爆発する。なんなら爆発する機会は今まで何度もあった。けどすんでのところでこらえた。それは爆発してしまったら建前では安穏とした様相を貫いていた自分のキャラクターを変えざるをえないから、それってすごくめんどくせぇこったということに尽きる。面倒なことが何よりもだいっきらいなわたしは、しょうもない自分の上っ面を守るために、エゴとエゴのぶつかりあいゲームを繰り返しているただの甘えた人間なんだろう。くーっ、いやんなっちゃうけど、ここから抜け出したら平穏無事な日常はきちんと維持されるのか?それが担保されていないから、無闇に自分の感情を吐露できずに、中でドロドロになってそのうち腐って、周りになにかしらやばい雰囲気を巻き散らかすんだろう。この状況は異常なのか?これを、こんなくだらない現実を守るために生きているんだっけ?もっと素直に、自分の心の赴くままにやっていけたらなあ。