眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

何のために頑張っているのだろう

必死に歯を食いしばって自分の心に嘘ついて、嫌いな人間に偽の笑顔で対応する。心はどんどん磨り減っていって、楽しいと思える感性が鈍くなってきたのだろうか、本を読んでも影響を受けることが少なくなってきた。気付くと仕事のことを考えてしまう。あれをああしてああしないと怒られる、これをこうしておかないと怒られる、と先輩に怒られることを中心に考えて仕事をしている。そんな働き方をしているから、びくびくして聞かなくちゃいけないことも聞けずに仕事ができなくて怒られるんだ、そして凹むんだろ。考え方を変えなくちゃだめなんだ、この仕事をすることによって他の業務にどのように繋がっていくのか。この仕事をしないことによって何が起こるのか、それはどのようにして解決できるのか。その仕事は本当に必要なものなのか、昔からやってきたからというよくわからない理由でやっているんじゃないか、本当はしなくてもいいのではないか。あるいはもっと簡単にすることができるんじゃないか。そこまで考えることができない、早くこの仕事を終わらせないと先輩に怒られる。そんなことでは働いているとは言えないだろ、先輩の気分に左右されて動いてる人形みたいなもんだ。なんでこんなことになってしまったんだと何十回思ったことか。こどもの時から人と話すことを積極的にしておけばよかった。大人になってからこんなに人と接することに苦労するだなんて、誰か教えてほしかったよ。なんだよこの現状は、自分で招いたものであるのは否定しないが、毎日毎日心のHPが削られていって、いつか感情がなくなっていきているようなものになりはしないか。いや、こんなこと続けていたらなるよ。どうしたらいいんだ。答えはあるのかよ、あったら教えてくれ。でも、こういうことは他人に教えてもらうのではなくて自分で行動して獲得したものじゃないと変われないんだよな。ああ、仙人になって山奥で動物と戯れて行きたい。飄々と、人との間に起きる摩擦なしに日々を送りたい。都会でスーツを着てしっかりと働くなんて、あたしには無理だったんだわ。もう、逃げ出したい。

 

倒れるように寝て 泣きながら目覚めて
人混みの 中でボソボソ歌う
君は何してる? 笑顔が見たいぞ
振りかぶって わがまま空に投げた

スピッツ「魔法のコトバ」より