眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

まだ生きている

話すのが苦手である。なので本当は理系にいって研究職を目指すべきであった。高校のときに文系か理系か決める瞬間があり、理科と数学が文系の科目に比べて少し苦手であるというただそれだけの理由で文系を選んでしまった。今考えるとあのときが私の人生のターニングポイントであり、真剣に考えるべき事柄であった。文系をえらんでのんびりと大学を過ごして就活はあまりうまくいかなかった。なんでいまのかいしゃに行き着いたのか、偶然のなせる技であるとしみじみ思いながら、人と話すのは私は好きではないと仕事をしていて痛感する。他人というものに興味が持てないので、いかにも興味がない。ありますよと振る舞う自分が嫌になる。そんなことまでしてお金を手に入れたいのかよと内なる自分に言い聞かせながら揶揄されると全てを投げ出して島にでも行きたくなるが、そうもいかないのです。興味もないしやりたくもない仕事を毎日毎日やっていることは緩やかな自殺となんら変わらないのではないか。話すのが苦手で、話すときにいつも相手の反応にびくびくして、そんで無駄に疲れてしまって一日を終える。そんな日々を積み重ねていくことに何の意味があるあるのでしょうか。本をずーーっと読んでいたい。選んで道が間違っていたのか、これから心が麻痺していって今の生活を男とも思わなくなるのか、よぬわからない。文章に関われる仕事をしたい、出版業が衰退していくのだとしても。

 

十七歳だった! (集英社文庫)

十七歳だった! (集英社文庫)

 

 

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