眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

決めない勇気

本なんか読んでいる場合じゃない、早く転職のための勉強をしなくちゃともう一人の自分がさっきから喧しく騒いでいる。そうなんだけど、あれだけ今の仕事を辞めたいと思ってもいざ辞める段になると「ほんとに辞めてよかったのだろうか」と不安になるだろうし、いつまでもぐちぐちと悩んでいたら「ほんとにこのままでいいのかしら」と不安になる。前進でも現状維持でも不安になるなら、もうどっちでもいいんじゃないかと思う。とかく、世間は結論を欲しがる。けれど、そんな簡単に物事を決めつけられるほど私はしっかりとした人間ではないから、その圧力がとても嫌なときがある。そんなときは一旦保留にしてしまう。決めなくちゃいけないという法律はないし、あったとしてもそんなの気にしたくない。差し迫った物事に対して決断をするのではなく、どっちつかずの態度を取ることも大切だと思うし、彼女の作品を読んでいるとその考えでいってみよーと背中を押されてくれている気がする。最近、本を読んで背中を押され過ぎている気がするので自分の立ち位置をはっきりと決めておかなくちゃね。そうしないと生意気な後輩がいつまでたってもその不躾な態度を直さないから。

 

エヴリシング・フロウズ (文春文庫)