眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

素晴らしき日々よ

僕が小学生の頃に比べて楽しむためのツールが莫大に増えた。あの頃は一握りのゲームが最先端のエンタメで、それ以外は人力の遊びばかりしていた。突如ドッジボールが始まってみんながわーって集まり、男女入り乱れてボールを投げまくっていた。かくれんぼで一日過ごしていた。秘密基地を作って、家から持ち寄ったお菓子をみんなで食べてしょうもない話に笑いあっていた。子供の頃は行動が制限される、大人の方が自由でたくさんのことができるので楽しいなんて言説をよく見かけるが、僕は断トツで昔が好きだ。今が絶望的に楽しくないわけではないが、煌めきみたいなものがないのだ。あの頃はどーでもいいようなことでも全力投球で向き合って、疲れて芝生の上に寝転がって幸せを噛み締めていた。あの時、僕は幸せだった。セピア色のような日々を生きるくらいなら、もうやめてしまってもいいんじゃないかなって思うときもあるけれど、いつか楽しいことが訪れるかもっっなんて無駄な期待とだらっとした読書の楽しみを捨てきれずに今日も生きている。さっきから相方がSiriで遊んでいてうるさいので布団にくるまって寝まーす。おやすみなさい。