眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

君は永遠にそいつらより若い

本のタイトルが抜群にかっこよくて、それだけでもう100点!!ってつけたくなるぐらい。どうしてもうだつのあがらない日々をもんもんと過ごしていく日々をどうしようもないけど飲み込む人々の様子が克明に描かれていて、生きていくって不確かなものであって希望なんてものは自分から探しに行かないとないもんだよなと思いながら日本酒をちびちびと飲むように読んでました。これがデビュー作だなんてプレッシャー凄かっただろうに、それをはねのけたのかどうかは知りませんがその後の作品も人々のどうしようもない気持ちを鮮明に描いていて、他の小説家の作品では味わえないような背徳感を心に忍び込ませながらついつい読んじゃえます。エッセイの方はどうも口に合わなかったので、出来ることなら小説の方に集中していただけると嬉しいです。