眠たげな猫の傍で

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眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

ゲームセンターは敗北者が集う哀しき迷路

小学生の頃、毎日のようにゲームセンターに通って時間を無駄にした。他人がやっているクレーンゲームの悲しい末路を眺めたり、暇そうに口を半開きにした老人を哀れんだり、増やしたら増やしたぶんだけ虚しくなるメダルゲームをちまちまとやったりしていた。暇だったのだ。今思えばなんてもったいない時間の使い方をしていたんだろう。本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見たり、友達とスポーツをしたり、なんなら恋をしてみるのもいいんじゃなかったのだろうか。なんであの告白を無下にしてしまったんだろうな。あの頃の自分は無駄に時間をもて余して、誤った時間の使い方をしていた。何も学ぶことなどあそこにはない、ただギャンブルはやったらはまって人生を破滅されるので絶対に手を出さないようにしようと思えたぐらいかな、よかったのは。それ以外は時間とお金の無駄。たまにゲームセンターを眺めると暇そうな老人が黙々とメダルゲームに勤しんでいる姿を見つけてしまって、置場所に困る感情を抱えてしまう。