眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

憂鬱な夕飯

最近の食卓は緊迫した状況が続いている。僕は好き嫌いの少ない方だと思っていたけど、彼女が出してくれるご飯によくひっかかる。例えば肉は分厚いのは嫌いなのにどてんと大物を差し出してくれたり、南瓜はあまり好きではないと伝えたはずなのに毎回といっていいほど出てきたりする(今は渾身の説得が通じたのか控えめにしてくれました)。ごはんがまあこんなもんかというのはまだいいんですが、調理中にヘマをして勝手に苛立って、何気ないこちらの発言にいきなり泣き出してそれを落ち着かせるのが正直めんどくさくなってきた。泣かれたらもうこっちは慰めるしかできないじゃないですか、そんなに伝家の宝刀をさくさくと抜かれてしまったらほんとに疲れちゃうんですよ。彼女に悪気がないことがわかっているから余計にたちが悪いというか、僕なんか悪いことした?仕事で疲れたからあまりそのような人間とのやりとりで疲弊したくないんだよと思いながら、これは贅沢な悩みなのかなとかとかとか思ったりもしてみたりしてなんとかかんとかやってます。三回に一回はうまく料理を誉めてくれるといい、そうしないと不機嫌になると真っ正面から言われて、お世辞をいうのが下手なのであたふたとしてます。いやあ、これならパスタをちょちょっと作った方が楽なのにな。改めて親は偉大だなと思いました。ふう、好きってそういえばどんな感じだったっけ?

 

いつの日にかきっと
全ての人と分かり合える
そんな夢を見ていた少年
あれは僕じゃないのか?

the pillows「Black Sheep」

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